写真点数も多く、(一部モノクロなのが残念ですが)
また、章立てが非常にうまく出来ていて、
淡々とした文章なのですが
チベットの人々にとっての
「世界の始まり」の神話から始まる
導入から、ぐいぐいと引き込まれます。
収録写真の中で、私にとってのベストショットは
目次ページのバックに
断ち落としの前面写真で入っている
「明け方のポタラ宮」です。
チベットに興味を持った方は
ぜひ一読されるとよいのでは。
観光ガイド的要素はあまり期待できませんが、
チベット旅行に行く前には
旅の深みを出すためにも、必読の書です。