おなかがすくよ
★★★★☆
食欲を増進させてくれる作用のある(?)
素敵なエッセイです。
したがって空腹前読書は
よだれが出る恐れがありますので
ご注意ください。
1区切りが長くなく、
1ページあたりの文字量も多くはないので
ものすごく気楽に読めます。
そして、それなのにかかわらず
おいしいパンや、ワインなどがたくさん出てきます。
文字だけでもメニューが浮かんできそう。
特にヨーロッパの旅行のところは
食べたくなる料理がたくさん出てくるので
おすすめであります。
「美味しい」以外の言葉がちりばめられてます
★★★★★
「パン」を主題においている食べ物エッセイっていうのは恐らく本書だけかもしれません。この本に書かれているパンはどれもうまそうですが、パンそのものよりもシチュエーションに筆が多く費やされています。「料理は思い出と一緒に食べる」の言葉どおり、周りの雰囲気まで一緒に食べているということですね。だからこの本に収められているショートショートはどれも作者の思い入れがたっぷりです。そして、どの話もとても印象深い描き方がされています。
「おいしい」を別の言葉にするのは非常に難しいと思うのですが、この本の書き方はその一つの答えのような気がします。堪能しました。
パンとワインとおしゃべりと
★★★★★
エッセイスト玉村豊男さんが世界中を旅して出会ってきたパンについて書かれているのですが、読んでいるだけで、おいしそうだな、おいしんだろうな、食べてみたいななど勝手に思えるような本です。またパンからその国の文化や、人々の生活などさまざまな事が分かってとてもおもしろいです。一つの話が3ページほどなので読みやすいのも良いです。
パンとワインとおしゃべりと
★★★★★
エッセイスト玉村豊男さんが世界中を旅して出会ってきたパンについて書かれているのですが、読んでいるだけで、おいしそうだな、おいしんだろうな、食べてみたいななどと勝手に思える本です。またパンからそれぞれの国の文化や、人々の生活などさまざまな事が分かってとてもおもしろいです。一つの話が3ページほどなので読みやすくなっていることも良いです。
読んでよだれが出るかも
★★★☆☆
ニューヨークのベーグル、インドのナン、ドイツのプレッツェルなど旅先で食べたさまざまなパンの思い出は誰でもが持っているであろう。グルメの著者が紹介する世界各国のパンとお酒とさまざまな料理。これから旅行するときは著者のようなあくなき探究心を持てば、違った世界が開けるだろうなと思う。気軽に読めるというので星3つにしたが、読む人によっては4つ、5つという人もいるに違いない。