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故事成語でわかる経済学のキーワード (中公新書)

価格: ¥907
カテゴリ: 新書
ブランド: 中央公論新社
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一風変わった経済学入門書(。・ω・。) ★★★★☆
経済学のキーワード・考え方を故事成語からアプローチして説明したちょっと変わった経済学の入門書。

経済学と故事成語ということで一見堅そうな感じがしますが、梶井先生の軽やかな文体と故事成語の面白さで堅さを感じる事なく楽しく読むことができました。

経済学を学んでみたけどなんだかピンとこない人、東洋生まれの故事成語を通して西欧発祥の経済学を学んでみては?

また経済学にあまり興味がない人も本書は故事成語との相乗効果もあり、人生論としても示唆に富む本だと思います。

各テーマいずれも短いので書店や図書館でパラパラと眺めてみてはいかがでしょうか?


『分業してこそ他山の石にも活路が生まれる。分業と格差は同じものではない。足並みをそろえようとする安易な思想は、潜在的な成功者の敵なのである。(42頁)』
とりあえず読んでて「楽しい」本 ★★★★☆
この本は,故事成語の由来をたどり,それを経済学的に解釈し直して,故事成語と経済学のキーワードを結びつけることを試みた本です。どれもなじみ深い故事成語ばかりですが,それに対応する経済学のキーワードは,章のタイトルを見ただけでは「え?これが対応するの?(例:青は藍より出でて藍より青し→インセンティブ)」というものも多いです。しかし,読み進むうちに「なるほど,確かに」と納得できるのも事実です。
そして,この本のより重要な功績は,「なんでも経済学的に考えてみる」ことの面白さをうまく伝えられていることです。読んでいて楽しいです。
単純に面白い ★★★★★
経済学と故事成語を同時に学べる一石二鳥の良書。
経済学のキーワードと故事成語のどちらの解説もわかりやすく、例えば経済学を学び始めたところで概念が今ひとつピンとこないという場合には読んでみる価値はあると思います。

また、経済学のキーワードと故事成語を2つセットで理解できるため記憶も定着しやすいのではないでしょうか。

このように実利的な長所もありますが、私としては経済学と故事成語という堅苦しくなりそうな内容にもかかわらず著者のユーモアが面白いので勉強と思わずに気軽に読めばよいのではないかなと思います。
すぐれた人生論としてもオススメ! ★★★★★
「幸運な人は、投資からよい結果をたまたま得た人のことである。賢明な人とは、自分が幸運な人になる可能性はどのくらいかと考えて投資先を決める人である。不明な人とは、幸運さと賢明さの区別のつかない人のことである」
 すぐれた人生論としてもオススメ!
経済学が人間の営みに関する学問と再認識させてくれる良書。 ★★★★★
読んで、大変に勉強になった。経済学を系統的に勉強したことはないが、しかし経済学を勉強しなくてはならない立場に現在いる人には、非常に役に立つ本だと思う。勿論、この新書一冊で経済学の概観なり大筋なりが理解できるという意味ではなく、書名にあるとおり、経済学のいくつかのキーワードの、含意というか、「意味合い」のようなものを、日本語化してよくしられている故事成語によって説明されており、「ああ、そうだったのか」と理解できる実感を得る事が出来るという意味である。

また、比較優位説の解説の箇所で、「効率化の恩恵を受けるのは誰か」との問は、これまで自分のなかでモヤモヤとしていた霧をすっきりと晴らしてくれた。