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戦略的思考の技術―ゲーム理論を実践する (中公新書)

価格: ¥798
カテゴリ: 新書
ブランド: 中央公論新社
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随筆としては苦しい ★★★☆☆
ゲーム理論の専門家として名高い梶井先生が一般向けに書かれた戦略的思考についての説明です。数式をいっさい使わず、身近なことがらを戦略的な視点で見るとどうなるのかというのを中心に説明しています。ゲーム理論のテキストの実例の部分をかなり薄く伸ばしたような感じになっていて、半分弱のボリュームに収められなかったのかと思わずにいられません。最後の方はビジネスエコノミックスのテキストにありがちな話が多く、焼き直しの感はあるものの、あまり馴染みのない人には有益かもしれません。梶井先生は他にも一風変わったアプローチの本を出しているのですが、『ミクロ経済学』同様、成功とは言えないような気がします。所詮学者で、脱線の仕方があまり上手だとは思えません(本気で書いてないだけかも)。よく売れているみたいですが、ブランド力と値段がその最大の理由かと思います。
ゲーム理論の概念が分かる ★★★★★
この本で、ゲーム理論の概念が分かりました。
経済学について無知ですが、身近な具体例やモデルが多かったので。

ゲーム理論とは?
・自分や他人の行動によって自分の利害が左右される環境を分析する手段
・長所は、どういう行動を取ればよいか決める際に参考にできること

長所に記したように、意思決定の基本原則を教えてくれます。
・自分の取りうる行動(戦略)に何があるか考える
・他人の戦略・利益も評価しておく
・「お互いに何をどれだけ知っているのか、
 (相手が)知っていることをどれだけ知っているか、
 お互いの情報の構造を把握することが重要」
 →情報の非対称性が日々の仕事にも影響しますし、大事な観点ですね。
ミクロ経済学の素材を陳列しただけ ★★☆☆☆
本書本文中に「当初の予定から1年半ほど遅延して上梓した」との記述がある。おそらく著者は当初、タイトルにふさわしい著作をものにする決意だったのであろう(第1章から第3章まではそうした決意のささやかな痕跡である)。しかし、ゲーム理論の真髄に触れながら、コミットメントなど上級のテーマを初心者が直観的に理解できるよう解説することは意外に難しく、遅々として筆が進まなかった。その焦りと、編集者からの矢の催促というプレッシャーに負け、「ゲーム理論の実践」という本筋から大きく外れることを承知の上で、ミクロ経済学の講義ノートを転用してごまかした、というのが本当のところだろう。にもかかわらず、「ゲーム理論の実践」という副題を残したまま出版に踏み切る度胸はなかなかのものである。一般読者向け著作に対するコミットメントやインセンティブは、かくも薄弱なものだと身をもって証明した。さすがはゲーム理論の専門家である。
直球勝負の良書 ★★★★★
難しいことをいかにわかりやすく説明するかということ
に注力した本。

著者の冗談は、つまらないが、何とかわかってもらおう
という気持ちが伝わってきます。ゲーム理論のページは
どんな本にも書いてある内容。無くても良かったかも知
れない。

とは、いえまれに見る良書であることは間違いない。
この本は人にも差し上げています。
戦略的選択のために・・・ ★★★★☆
生きていく上で、複数の選択肢があったときに、よりよい選択を行うための論理的思考が学べれば、また実際にそのような場面で役に立つ考え方があるのかな?と思い購入。確か、利己的な遺伝子読んだあとで、戦略的選択という単語が非常に気になっていた時期でした。戦略的思考とは何かを、目的から具体例まで記載されている。戦略的思考とは今さまざに起きている現象をシンプルに事象化してとるべき選択を提供するツールだと認識、「モラルハザード」「リスクの有効な利用の仕方」「ロックイン」「スイッチングコスト」など今後覚えておきたい言葉が多々説明されていた。これからの情報が安価で手に入る時代になったときに、どの程度までシンプルに事象化するかが決断の質と成果を導くキーになるのではないかと思う。とことん考えた上で判断するときに、目指す考え方のバリエーションのほしい方はこの本一読するべきだと思います.。