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松下政経塾とは何か (新潮新書)

価格: ¥735
カテゴリ: 新書
ブランド: 新潮社
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松下幸之助の思いとは ★★★★☆
数々の政治家を輩出している松下政経塾.特に民主党政権になってからその名前をよく聞くようになりましたが,この塾は松下電器の創業者の松下幸之助が「地盤,看板,鞄」をもたない若者を政治家にする政治家養成機関として作ったものです.

よい面もあり,悪い面もあり,また幸之助の思いとはずれてきているのではと思われる面もありですが,このような組織だったのかと改めて知ることが多く,新鮮でした.前の横浜市長の中田さんは,昔からゴミ問題に取り組んでいたというような話や,非常に野心的だったという話は横浜市民としてホホウという感じでした.また,前原大臣なども大変ご苦労なさっていたんですね.

しっかりとした取材に基づいて書かれており,大変勉強になりました.
歴史はよくわかるが・・・・・ ★★★★☆
 草創期から最近の動きまで、松下政経塾の歩みを時系列に記述した本。

 本書には塾にかかわった様々な人が登場するが、中でも、この塾を生み出した松下幸之助の思い(日本の現状に対する危機感、改革への執念)は、この本を読んで「ここまでのものだったのか」と思った。

 また、この本には、
(a) 歴代の塾頭がどのように塾を運営しようとしたか
(b)多くの塾生が塾とどのようにかかわり、新党結成の企てや自らの選挙に臨んだのか
が、多面的に記述されている。

 開塾から25年以上を経て、時代により、また、幸之助の死により、大きく塾や塾生の性格が変遷していったことがよくわかる本。新書としては、なかなかよく調べて書いた重厚な本といえる。
 やや、読み進むにはたいくつな面もある本であるが、内容の濃さから言って一読には値する本と思います。

 ただ、私にとっては「塾ではどんな政策研究や実践がなされているか」、塾生の日常生活がいまひとつわからない本だったのが残念でした。
草創期には大変な苦労があった ★★★★★
以前から気になっていた松下政経塾とは何ぞや?
という疑問に答える本。
今ではすっかりブランド化した感のある松下政経塾だが、
草創期には大変な苦労を重ねたのがわかる。

2004年に書かれている本。
2期の伝説的人物の山田宏氏って聞いたことあるなと思ったら
日本創新党を最近結党した人だった。

とある政経塾出身の若手国会議員が政経塾で学んだ4つの事
のコメントにはかなり失望の感も。
政経塾に入れば既に金の卵扱いとなり、
各党の公認を得られる可能性が非常に高くなるという現状を考えると
新しい時代を切り開く「坂本竜馬」的人材輩出を目指していた
松下政経塾は既にその役割を果たし終えたのでは
ないだろうか?という著者の意見に共感を得る。
今後の動向を見守りたいと思う。
「松下政経塾」と「新党ブーム」 ★★★★☆
松下政経塾とは松下幸之助が松下村塾にならい設立した政治家養成塾です。

松下政経塾と松下電器(パナソニック)の関係、松下政経塾内部の路線対立、塾生の志や野心、塾生同士の近親憎悪など松下政経塾のことが一通り分かり面白い本です。ついでに九十年代の新党ブームの裏側も分かり、政治に興味がある人は買って損はない本だと思います。
新党構想もあったようです ★★★☆☆
松下政経塾について書かれた本です。

松下さんは本業だけでなくPHP研究所、そして政経塾も作っていました。
ここでは、新党構想などがあったことも書かれていますが、最終的には松下さんの
死後、政経塾の方向性そのものが変わっていってることを著者は嘆いているように
思えます。

ですが、現実は少しずつですが政経塾出身の議員も増えていってるなかで新党構想が
あがってもおかしくない世の中です。ですが、幸之助自身にあっている議員はまだしも、死後に入塾して議員になっている人はどこまで松下イズムをもっているのでしょうか。そもそもそのような集団が新党構想を掲げる中で「松下」をアピールすることに幸之助の側近たちは納得するのか、議員たちもメリットはあるのか、懐疑的な部分が多々あります。

また、本書の内容は主に塾内部での抗争などを当時を知る人達へのインタビューなどを通して書かれていますが内容がイマイチです。

政経塾のすごさを伝えたかったのかもしれませんがあまり伝わりませんでした。