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ぼくの哲学

価格: ¥2,415
カテゴリ: 単行本
ブランド: 新潮社
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真理を見抜く力 ★★★★★
 世の中で成功する人とそうでない人の大きな差の1つが「見たり聴いたり感じたりしたありのままを、そのまま表現できる力」だとこの本を読んでいるとわかる。カミングアウトする勇気とも言えようか。両方ともそう簡単なことではない。
 それを自分らしく表現するなにがしかの技術を習得するためのたゆまざる努力の才−−もしくはモチベーション−−をもっているかどうかということが成功のカギを握っている。
 ウォーホルの目は耳は鼻は口は手は、極めて直接的に対象に触れて、その情報を知覚する。そしてできる限りそのまま言葉や絵にしてしまう。それはもちろん希有な才能であるし、吐き出される言葉は彼のアートにおける仕事同様に他から際立っている。
 ウォーホルは自分を天才だなどとは思っていないし、たぶん天才と凡人の差は、到達できない差だという点では大きいということもできるが、絶対的な尺度でいえば大した差ではないということもできるわけで、ウォーホルは後者の考えだ。
 アメリカ、そしてアメリカ的な自由と公平を何より愛するウォーホルにとって、それはまったく当たり前のことにちがいない。
 彼は努力をし自由な世界が彼に富と名誉を与えた。その報酬は正当なものだが、さほど特別なことでもない。ウォーホルの言うとおり、エリザベス女王が飲もうが、100万ドル払おうが、貧乏人が飲もうがコカコーラはコカコーラ。世界で一番美しい場所はマクドナルド。今や北京やモスクワにもマクドナルドは存在する。この世界はウォーホルにはどう映るんだろうか。
世の中には軽い哲学もあるんだ ★★★★★
落ち込んでるときに哲学なんか読んだらもっと落ち込むかと思ったが、
なにかクールに生きるヒントのようなものがほしくって書店で立ち読みしてみた。

「哲学」とあるから重いかと思いきや軽い軽い。
ウォーホルのクレージーな日常と思考回路が軽妙な話し言葉で繰り出されてくる。
つい買ってしまった。

軽くクールに生きたい人におすすめ。
頭の中ウォーホル ★★★★★
頭の中がウォーホルになってきます。(ウォーホルの頭の中はきっとこうだったのだなーみたいに思って、自分もそうなってくるから自分の頭の中がウォーホルにんったと思える)

もはや、本の域を超えています!

ウォーホルの頭の中を体験してみたい方、おすすめですので是非。
クールな哲学 ★★★★★
ウォーホルの考えというのはわかりやすく、簡潔でユーモアがありクールでもある。
一つの物事について何か自分の意見を述べるとき、難しい言葉を使ったり、特に大儀そうにだらだらと語る必要はまったくないのだということに気付く。

それぐらいウォーホルのことばたちは新鮮で、はっとさせるものがある。

軽く読める警句・エッセイ・雑感集 ★★★★☆
現代美術の超有名人、アンディ・ウォーホル(1987年没)の哲学をまとめた本です。
数行~1ページ程度の、短い警句や雑感集なので、軽く読めます。

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東京で1番美しいものはマクドナルド。

ストックホルムで1番美しいものはマクドナルド。

フィレンツェで1番美しいものはマクドナルド。

北京とモスクワはまだ美しいものがない。(p.99)
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(注:当時はまだ中国にもソ連にもマクドナルドがなかった)

もう1つ、行きますか。

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美容上の問題があるとする。
新しくできたニキビや、光沢のない髪、不眠症の眼、
腹の周りに増えた余計な脂肪という類。
それがなんであれそれも口に出して言えばいいんだ。

ぶっちゃけて言わないと。(中略)
「クリスマスにチョコレート食べ過ぎて
 3キロも太っちゃったわ、体重落とさなきゃ」という具合に。

言わなかったら一時的な問題なのにそれこそ永遠の問題だと思われてしまう。
会ったばかりの人にそんなこと思われちゃたまんないよね。(p.91)
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なんとなく村上春樹の文章に似ていると思ってしまったのは僕だけでしょうか?