今の御時世…DSが主流とされる中で私はGBAの作品をDS Liteで遊んでいます。 スーパーロボット大戦JはGBAの末期頃に発売されていますが…非常にクオリティの高い作品になっています。戦闘アニメーションも非常に動くし、キャラクターのカットイン、画面表示もシンプルな感じで良いです。男女主人公の選択、機体選択、更にサブパイロットの選択もあったりとやり込み要素も含まれています。また、参戦作品の名場面のシーン挿入を見た瞬間…ここまで拘るのかと思わされてしまいました。一部の機体性能が強すぎる、誤字脱字等々の問題もありますがあまり気になりません。効果音やBGMはGBAの容量上は仕方ないですが…難易度も初心者の私でもサクサク進めます。個人的にGガンダム系が好きで、GBA系で携帯機で一番動いているので嬉しかったです。「バーサーカーモードのアレンビーのカットインはある意味笑ってしまいました…」
GBAの限界を是非体感してみて下さい。

スパロボ携帯機シリーズではR、D、OG、OG2、Wの次にJをプレイしました。
まずグラフィックはGBA作品でありながらWのそれに迫る完成度を誇り、素晴らしいです。
オリジナル機や主人公、ヒロインのデザインも良かったです。

ただまあ…それだけでしたね。
まずはシナリオが微妙でした。 敵が迫る→連合軍から重圧→ユリカ「かまいません、突っ込みましょう」→戦闘終了→大して問題なし この繰り返しな気がしました。
なんか…部隊を統率するのがマリューとユリカなせいか、締まりがない感じでした。やっぱブライト、アムロ、クワトロは居た方がいい。
しかもシナリオ分岐がやたら多い上に選択しなかったルートの説明が少なかったので、どの敵を倒したのかを把握しずらかったです(ちなみに俺のデータではバルザックが死んだ事を誰も言わなかった泣)
あとリアル系機体が合体攻撃ありきな仕様になっていて、出撃枠埋めるのがストレスでした。クルツとマオがほとんど宗介のおまけだった(逆に宗介もクルツ・マオがいなければ大して強くない)し、アキトはガイ無しじゃお荷物でした。
また、スパロボWikiにもありますが、敵がやたら分身してくるので、必中持ちじゃないとろくに当てられないのもまたストレス。さらにそいつらがバリア持ってたりするのでもう……。
てかぶっちゃけナデシコはいらないです。上記の問題点の大半にナデシコが絡んでます。劇場版だとブラックサレナ強いんでいいんですけど。

まあ色々挙げましたが、プレイしてるときは「めんどw」って言いながらも楽しめました。


ついでに言うとそろそろ脱SEEDしてほしいですスパロボ。

最近のスパロボのなかでは最高だと思っています。Wも面白いのですが、やっぱり最初の主人公と機体の選択がないのが残念。今作はまず女性か男性か選べますし、最初の機体も三機プラス隠しから選べるから再プレイするのが楽しい。主人公の他に三人のサブ主人公もいるんですが彼女達も出撃させた回数に応じてストーリーに変化があるのもいい。まあ、男性主人公の場合、ロボット恋愛ゲームっぽい感じにもなってしまいますが、笑えるので許容範囲内です。アニメーションはDSにも見劣りしない優秀な物。スクリーンが小さいだけにやっぱり迫力は劣るかもしれませんが、動きはスムーズでよく出来ています。
肝心のストーリーは若干長めです。難易度も特にハードではありません。隠しユニットも豊富で楽しい（グレートゼオライマーはチート的な性能ですが）。ストーリーも非常によく組み上がっていて飽きない。いろいろやり込み要素があるのは嬉しいです。
もう少し力を入れて欲しかったのは難易度です。特にラスボスがちょっと簡単すぎる気がします。スパロボは普段はHP回復、EP回復,バリアーなど鬼畜的な性能のラスボスが思い描かれるんですが今回はただバリアとザコの無限増援。根気があればむしろ周回プレイの資金稼ぎに使えるほど。若干ラスボスの陰が薄いのもどうかと。まあ、ライバルキャラ達が濃すぎるから仕方ないのかもしれませんが、むしろそれなら彼らをラスボスにしたらよかったのでは？
まぁ、全体的にとても楽しい名作です。GBAだからと買わないのはもったいない。今遊んでもまったく色あせていません。

GBAなのでそこまでは期待してなかったのですが・・
その期待を更に下回る・・
とりあえず戦闘アニメが全然格好良くない！
マジンガーのロケットパンチなんて誰か作ったんですか。
主人公の機体も数機あるのですが、全てカッコ悪い・・
音も悪いし・・

本当に個人的意見で申し訳ないが、スパロボシリーズでは過去最高の参戦作品。
これほどズバッと自分の真芯をとらえたスパロボ作品はかつて無かった。

具体的には「ブレンパワード」「SEED」「レイズナー」「フルメタ」「テッカマン」「ゼオライマー」「ダンクーガ」など。
これらが単に好き＆使いたいと言うだけでなく、強い＆物語の中枢を成す。
なのでこれほどやってて楽しい！と思えたスパロボもかつて無い。
お気に入り作品を選ぶ際はいつも混迷を極める。

ゲーム上のテンポの良さは言うまでも無く快適。
これならば敵が多くなるのも必然的じゃないだろうか。

戦闘画面においては携帯機とは思えないレベルに終始舌を巻くばかり。
他の携帯作品ではもう物足りなく感じる。

主人公もクールなのがいて、久々に使いたい、と思えた。
男主人公の場合の、副女主人公を各話毎に選べるシステムは目新しくて非常に良い。今作を楽しめる要素の一つ。
スタッフが力を注いでいるのがひしひしと伝わって来る。

自分はいかに戦闘をサクサクとスムーズにこなせるかを最も重視してるので。大まかに見て悪いと思った事は何も無かったです。

音楽のチープさが若干気になるものの、携帯機ならではの宿命と言う事で十分割り切れる。
あとは敵の数の割に資金が溜まりにくいなと感じた事ぐらいだが、やはりおよそ欠点と言う欠点は見当たらない。


正に夢の共演を実現させてくれた今作「J」は、自身にとっての携帯機最高傑作と評せる。