黒い愛欲
★★★★★
実際の男女関係に起こる「愛憎」や「欲」を扱っている。
現実起こっていることを底本としているので、
面白くて読み応えがある。
その情景が生々しい。
執筆者も作家が書いているから、読み応えある一因でもある。
しかし、「愛憎」や「欲」はどんなところにも潜んでいる。
一歩間違えば、この本に出てく場面になるだろう。
最初の頁から読む必要はない。
私は、「ソープ」から読んだ。
興味のある題材(16のテーマがある)から読んでもよい。
それぞれの題材も一気に読めるぐらいに興味深い。
このようにならないためにも、
本を読んでみよう。
きっと潜んでいる「ちょっとした」「危険な」人間の生態を読み取れるでしょう。