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毎日の言葉 (新潮文庫)

価格: ¥1
カテゴリ: 文庫
ブランド: 新潮社
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変わる言葉 ★★★☆☆
 1946年に創元社から出たものの復刻。
 「すみません」「ありがとう」「お礼をする」など、普段、何気なく使っている言葉の源を探ろうとした一冊。試みとしては面白いし、納得させられることしきりなのだが、同時にかなりの欠点を抱えた本でもある。
 戦中、『婦人口論』に連載されたもので、柳田自身も若い女性のために書いたと述べている。本文のあちこちにも、日本語を乱していくのは女性であるという意識が垣間見えて、ちょっとどうかと思う。
 戦中ということもあり、「正しい日本語」を押しつける姿勢も強硬。現代の日本に重なる部分もあり、色々と考えさせられる。
 まあ、逆に、本書のテーマである「変わる言葉」を実感させられたりもするのだが。
 そして、最大の欠点は読みにくさ。1946年当時の言葉の用法や乱れが俎上に上げられているのだが、60年たった現在では、その言葉づかいにも問題意識にもついていけない。
 研究者か老世代向け。
よくわかりませんでした ★☆☆☆☆
普段なにげなく使っている言葉や、日本各地の方言を比較検討して、その語源と本来の意味を探り、それらがどのように変化・普及していったのかを調べる、という本書の主旨はよくわかったのですが、とても読みづらかった。その上、「読者は当然わかっていること」としてしまっていて、説明されないままのものがあって、主旨はわかるものの、いまひとつ納得できないままでした。「当然わかっていること」なのに、知らないことがかなりあったので・・・。
知識と読解力が足りないと言われれば、返す言葉もありませんが。