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孫子 (中公文庫BIBLIO S)

価格: ¥1
カテゴリ: 文庫
ブランド: 中央公論新社
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選択肢としては最後 ★☆☆☆☆
子供の頃、初めて読んだのがこの版だったため10年は時間を無駄に過ごしてしまいました。安物買いは止めましょう。訳者の師匠である金谷氏版(岩波)も浅野氏版(講談社)も最新の竹簡訳です。天野鎮雄氏版(講談社文庫過去に有)も良いですが、初心者にはやはり守屋版(三笠)でしょうか。勿論Jr.ではなくオヤジの方ですが。サム・グリフィス(オクスフォード大学版)には何とリデル・ハートの序文がついてます。荻生徂徠版は古書でも容易に入手できましたが、筑摩から徂徠全集の出版が始まったということで数年前、問い合わせたところ何十年先になるかわからんといわれました。野口先生お勧めの吉田松蔭版も戦前の岩波版等二種類入手し小生が翻訳いずれwebで公開を目論んでいますが、大伝馬牢獄内で漢文の一字一句に注釈を揮った(刊行されたのは投獄前の久坂玄随版のようですが)情熱に読者が根気良くついていけるか不安です。好ご期待!!
わかりやすいですね ★★★★☆
書き下し文と訳が載ってます。白文は載ってないのでそれが不満な人は岩波文庫がいいと思います。でも、これは区切り方、訳、注が岩波よりわかり易いので、漢文に自信がなくてもすらすら読めます。

中身はとにかくわかりやすい戦略論、短い文章の中に孫子の経験が詰まってます。これを知ってるのと知らないのでは差が出ると感じました。
“苦の人生”への必勝必読たる魂の書 ★★★★★
“兵とは詭道なり” 2007年度NHK大河ドラマ『風林火山』において、また他戦国記において、武田信玄(晴信)公の軍師、山本勘助が常に心してやまない言である。この言葉の源は、古くは支那(中国の古称)最高孤高の軍学書『孫子』にある。本書は、戦を行う上での“物理的・心理的戦術、戦略”はもちろんのこと、さらにはその将たる者、兵たる者の心構え、すなわち指導者とその隷下にある者どもの“精神面”についてもまた、簡潔に、しかし重厚、丁寧、かつ適切に指摘、これを記述している。同書第一計篇その四、“戦争とは、詭道つまり敵の意表をつくことをならいとする。(中略)。利にさといものには誘いの手をのばし、混乱しているものは一気に奪い取り、充実しているものにはこちらも備え、強いものは避け、怒りたけっているものは撹乱し、謙虚なものは驕りたかぶらせ、安楽にしているものは疲労させ、団結しているものは分裂させる。(後略)”、第三謀攻篇の二“最上の戦争は、敵の策謀をうち破ること、その次は敵と他国との同盟を阻止すること、その次が実戦に及ぶこと(略)”、そして、第十地形篇の四には“将軍が兵士を、幼児をおもいやる心で見ているから、兵士は危険な深い谷の底まえも将軍についていく。兵士を、愛児をいつくしむ心で見ているから、兵士は死生を将軍とともにする(略)”。いかがであろうか。本書は115頁の小冊である。だが、以上の幾許かの言説を観覧するだけでも、その極上の“言力”を計り知ることができる。さらに同書には、兵学の領域をも超えた、釈尊のご言及された“苦の人生”を生き抜いてまいるための極意もまた満ちあふれている。現在の指導者とともに、その隷下にある者達への讃歌に、読者諸氏は大いに心を打ち震わせることであろう。
うーん、そうかなぁ・・・ ★★☆☆☆
値段や知名度からいうと岩波文庫かこっちなのだろうが、いずれもあまり薦められないですねぇ。
岩波との違いは原文の有無(こっちには読み下し文のみ)ぐらい。訳の巧拙はちょっと判断できず。ただしいず
れも心に来る訳とは言い難い。基本的に字句解釈、訓詁学的な注をつけることがメインなためでしょう。
かろうじて評価できるのは、文中幾つかの箇所で記載され評価されている荻生徂徠の孫子国字解が読み
たくなったことですかね。
世界の名著シリーズの文庫化 ★★★★☆
中央公論社の世界の名著10「諸子百家」からの文庫化。
改版はされているが訳文などは殆ど変らないので、
安い本が欲しい人には旧版の文庫(74年)がお薦め。