かなりラブ度高めです。
★★★★★
あれ、これってタクミくんシリーズだよね?
というくらい、ギイと託生くんがいちゃつきまくってます。
確かに、そういう描写はシリーズ中でこの本が一番多いですよね。
でもそれだけじゃなくて、ストーリーや人間関係はきちんと筋立ててあって、さすが。
なにげにギイの過去の恋愛関係がコソッと暴露されていたり(笑
いくつかの謎が残ってもやもやさせられますが、『夏の残像』シリーズの締めくくりとしてふさわしいと思います。
それにしても、長い夏休みでした(笑
私もすっかり歳を取ってしまいましたが…
巻末には『あの、晴れた青空』の続編も収録されています。
シリーズ中で一押しかも・・・。
★★★★★
待望のシリーズ続編です。ほんとに待望ですね。
夏休み中なのに、祠堂の学生がわんさか集まり、かなり賑やかな展開です。
話の根底には、汚い大人の世界に振り回されたりする可愛そうな子供たちの話なども
あり、しんみりしたりもしますが、なによりギイ&タクミのラブッぷりが素晴らしい!
3年になってからのすれ違いの鬱憤を晴らすかのように、ほんとにいちゃついてます(笑)。
失いたくないと強く想うほど、嫉妬に囚われてしまうタクミくんの気持ちもかなり頷けました。
あんな、男前な彼氏の親しい幼馴染が天使のような美貌の自分も尊敬できる人だったら、
絶対、不安になるだろうと・・・。だけど、それはギイのせいではないから、何も言えない。
でも、タクミくんを失ったらギイのほうが生きて行けないのでは・・・?と、思えたり。
いつもながら、全体通して優しい作品です。
笑いあり、涙あり、切なさあり、大満足の1冊です。
待望の新刊でした♪
★★★★★
一年ぶりの新刊でした。待った甲斐があって、前3巻までの色々な謎が解き明かされていきます。しかし、「ごあいさつ」から読む自分としては読み進むに従って「残りPこれだけで全部解決するのか?!」とP数が少なくなるにつけ心配・・。ラブラブ度は五つ星でしたが、それぞれのその後が気になってしまう終わり方で、余計悶々としてしまう結果となりました。次刊への付箋だと思えば納得?出来ますが。内容は笑い有り、涙有り、ラブラブアリで大変満足出来る一冊でした。