衝撃のラストで話題をさらった第1作の後、主人公テイラー(チャールトン・ヘストン)たちはどうなったかというファンの疑問にこたえる続編。テイラー同様に猿の惑星に不時着したブレント(ジェームズ・フランカシス)は、やはり猿たちに捕らえられるが、ジーラ博士(キム・ハンター)らの協力で地下へ脱出。しかし、そこには核戦争によってミュータントと化し、コバルト爆弾を神とあがめる人間たちの姿があった…。
監督をTV『ミステリー・ゾーン』や『ダーティハリー2』のテッド・ポストに、脚本を『戦慄の七日間』のポール・デーンに、そして音楽を『エデンの東』のレナード・ローゼンマンに変更。さらなる衝撃的かつ破滅的趣向を凝らし、観客をゾッとさせてくれる。なお、この作品のみシリーズの常連ロディ・マクドウォールは出演していない。(的田也寸志)