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韓国・北朝鮮の嘘を見破る―近現代史の争点30 (文春新書)

価格: ¥945
カテゴリ: 新書
ブランド: 文藝春秋
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マンガ嫌韓流からステップアップしたい人へ ★★★★★
『マンガ嫌韓流』およびその派生本を、より真面目に、学術的にしたものと言えばわかりやすいでしょう。
韓国・北朝鮮が日本に言ってくるお決まりの文句を箇条書きにし、それを一点あたり2〜3ページ割いて反論するという内容になっています。

文春新書という権威あるレーベルで、著者にも経歴・肩書きともにご立派な人々が多いので、反日派がしばしば持ち出す「韓国を批判するのは低学歴低収入な負け組だけだ!」というレッテル貼りにもあたりません。
読書案内も充実しており、サブカルチャーとしての嫌韓から卒業し、真面目に韓国の危険性を勉強したい人にお勧めです。
隣国の歴史を知ることの大事さ ★★★★★
 日本に一番近い国の歴史を、これほどまでに知らなかったのだ。ということに自分自身が驚いた。お互いが隣人(隣国)の歴史、文化、国民性を知ることはとても重要なことだと強く感じる。すべてまず、本当のこと、史実、歴史を知ることから始まると思う。
あらぬ幻想を捨てて、現実的になるために ★★★★☆
本書では、朝鮮史学者、ジャーナリスト、作家、元外交官などのさまざまな識者が、南北朝鮮と日本の間でこれまで争点になってきた問題を総点検する。日本の謝罪・賠償を果てしなく求める二国を論破するための材料は、ここにすべて出そろった感がある。争点ごとに参考資料(読書案内)がまとまっている点でも有用性が高い。これからの問題は、その材料をもって対話できるかどうか、対話できないとなればどのように対処すべきかであろう。

あとがきに書かれた、日韓併合についての古田博司氏の言葉は重い――『日本側の「話せばわかる」に押し切られて、大韓帝国皇帝・高宗が「協約案を拒むことは隣の誼を保ちがたい」と協約に従ったことは韓国側の史料にも明白である。その後日本人のやったことは、ひたすら日本から資金を持ちこみ、朝鮮の近代化を図ったのであった……「話せばわかる」「みんなで強くなろう」、そして王手という間際で、現実的なアングロサクソンに詰めていた将棋盤ごと蹴散らされて、日本人の写実は終わったのである。』

日本人がかつて描いた「東アジア共同体の盟主」という誇大妄想のヴィジョンは、韓国人・北朝鮮人が戦後に描いた「日帝の侵略・圧政・略奪」という被害妄想のヴィジョンと鏡像をなしている。北朝鮮の国体思想やマスゲームは、日本からの輸入品だという。古田氏は、『東アジア「反日」トライアングル』のなかで、「日本は自らの過去から攻撃されているのだ」と述べている。

結局、南北朝鮮は日本をめざすがゆえに「反日」をかかげる、というパラドックスのなかにある。そのような相手と、対話のもとに相互理解を実現することは、限りなくむずかしい。したがって、彼らと「わかりあえる」という夢想を捨てて、現実的になることが必要だ。ただし、ここで居丈高になれば、また揚げ足を取られるだけだろう。あくまで第三者の理解を得られるかたちで、開かれた言論を展開するしかない。そのためにも、本書のように論点のよくまとまった本は、格好の教科書となるはずだ。
歴史をめぐる戦いに備える ★★★★★
 東アジア諸国との歴史的論争は様々であるが、それらの多くは現在の政治的状況と深く結びついており、厳密な歴史的論争とは別次元のものであることが多い。
 本書は一部の勢力の日本を攻撃する歴史的言動の多くを実証的・合理的にバッサバッサと切り捨てる一冊である。とにかく理路整然、証拠もばっちり示されており、ナイーブに「日本は史上もっとも極悪な国だ」などという妄想を振り払ってくれる。読書案内も充実しており、大いに参考になる。
 実証的な歴史認識を持てるお買い得の一冊である。
父親のトラウマ ★☆☆☆☆
是非は別にして、ここまで父母の国を冒涜するのも珍しい。
親日派に転向し、非業の死を遂げた父親のトラウマを引きずっているようだ。
立場を変え、日本人がここまで日本を冒涜したら私は不快感を覚える。
これは朝鮮人特有のハンの噴出であり、真実とは異なることを踏まえて読む必要がある。