インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

真空国会―福田「漂流政権」の深層

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本
ブランド: 新潮社
Amazon.co.jpで確認
総理の資質 ★★★☆☆
安倍政権末期から福田政権成立・その後の苦闘までを描いた本。

安倍自身はやりたい事も、ビジョンもあったと思うが、余りにも若く、特に人事面で
自分の色(仲間内で固めてしまった)を出し過ぎたが故に機能不全に陥った。

問題はその後の福田で、在任中も、今となっても「この人は総理になって何がしたかった
のか?」全く分からない。そういう意味では今の麻生総理も「本格的な保守を目指す」はず
なのが、今のところ自分の色を出しているとは言い難い。

非常に面白い本だが、読めば読むほど現在の日本の政治状況に幻滅してしまう、という
悲しい本です。
唯一の安部政権評価本 ★★★★★
内容は安倍が1/3、福田が2/3ぐらいだがおそらく安倍政権崩壊後に書かれた唯一の安倍政権評価本だと思う。紙面を占める割合は低いが、外交や教育改革を成果として記載してある本はとして非常に貴重である。本書では安倍が確かな目標をもって総理になったにも拘らず、志半ばにして退陣になった最大の理由として、年金問題を第一に挙げいている。これは安倍の責任ではないが運が悪かったとしか言い様がないだろう。
話は福田政権に移るが、福田が確かな目標もなく総理になったことを本書は暴いている。後に福田がねじれ国会を理由に退陣したことはこの話が真実だったことの証明になる。
結構簡単によめます ★★★★☆
ざーっと読んでしまいました。20歳前後のひとにも読んでもらいたい。こういうのも読むといろいろ日々の政治に関心がもて、人生の幅がひろがるのでは。。
官僚の弊害とジャーナリズムの無力さ ★★★★☆
安倍総理の最後と福田さんの今までの様子を新聞に載っていない考察でまとめてある本。
とても面白かったし、そもそも新聞記者も記者クラブで発表された事を書くだけではなく、このような本の内容で新聞書くべきだ。

これを読んで自分が間違った見識だったと感じたのが、安倍さんの資質。

何か北朝鮮ばっかりに強気で、後はすべて何も言わずにぐじぐしして、最後は駄々っ子のように政権投げ捨てたボンボンというイメージだったが実際には大違いで、まずやめた理由は本当に体調が死ぬほど悪かったらしい。本当に死ぬほど。当然ストレスから来るものも大きいから、総理の器ではなかったかもしれないが、そのストレスの一番の原因が官僚たちのいじめにあったらしい。

安倍さんは小泉さん以上に官僚制度と戦おうとした。(小泉さん以上というのは御幣があり、小泉さんは戦っているパフォーマンスは一流だったが実質的にはすべて官僚の思い通りにしなりお書かれていた)
その結果官僚側からいじめにあったり、ある事ないことリークされて立場がなくなったりという事で国民からも人気がなくなっていた。すべて官僚の思う壺である。

それに懲りた福田さんは、最初から官僚の描いた道を進もうとしているが、当然ながらそれだと国民の受けは悪く、安倍さん以上に支持率が下がっている。

こう考えると、今の日本の国のガンはすべて官僚制度だという事が再認識される。

これを変えるには選挙で選ばれた議員が官僚制度を変えるしかないのだが、その気概を持って立候補した人も、実際に現場に立つと官僚に丸め込まれてしまう。

いい悪いは別にして、本当に一度は民主党に政権持たせてみて、何か変化があるのか見てみる必要があると思う。
民主党でもダメな場合は、共産党ががんばるか、もう一気に革命とかい市民一揆を起こすしか方法は内容に思う。