四次元レース
★★★★★
この巻からいよいよ四次元レースが始まりました。
数あるコブラの話の中でかなり好きな話で楽しみです。
運命とは自分で手繰り寄せるもの。
このメッセージ、小さい頃の僕の心に突き刺さりました。
是非、コブラを知らない若い世代の人達にも見ていただきたいですね。
コブラ 6
★★★★★
『コブラ』は1979年から「週刊少年ジャンプ」に掲載され人気を博したスペースオペラ漫画です。寺沢氏独特のリアルタッチな画と、それで描かれる抜群のプロポーションを持つ美女達とコスチューム、それと左腕にサイコガンという銃を持つ屈強な主人公コブラが他にはないオリジナリティをもち、それが非常にうけました。宇宙が舞台であっても決しておおざっぱな話にならず、どこか淡々とストーリーが進み、アクションもこれといって特異なものといったわけではありませんが、その軽く進むストーリーの中でもちょっとしたセリフがかっこよかったり、派手すぎないアクションが画風にマッチしていたりとその魅力は尽きません。未読な方は是非、昔読んだことある人は再び、今読んでも決して古さを感じないかっこよ!さがこの漫画にはあります。その「コブラ」の本巻ではGRモータースの異次元レースに参加することになったコブラは、敵のスパイ・ジェイソンの陰謀によって、異次元の放浪者となってしまう。 異次元をさまようコブラを襲う“冬の魔人”とは…
今回も短編集です。
★★★★★
作家には短編の名手と言われる人がいまが、コブラのすごさは長編はもちろん、短編でもきちっと起承転結があって、長編と変わらない面白さを堪能できるところです。今回も短編集なのですが、それはあてはまります。特に「ロボットはいかが?」は、SF小説にしても秀逸になるであろうアイデアの素晴らしい名作だと思います。もちろん「STRONGBUY」です。