レッド・ツェッペリン DVD 初回限定生産
価格: ¥6,300
伝説のパフォーマンスが今よみがえる。待ち焦がれたライヴ・コレクションがいよいよ登場。『レッド・ツェッペリン』は、ロックを代表する作品と言っていい。とにかく興奮する。
世界で一番ビッグネームなバンドでありながら、レッド・ツェッペリンの姿はあまり映像に収められてこなかった。今まで公式に発表された映像は『狂熱のライブ』だけ。これは、魅力的ではあるが、大成功とは呼べない作品だった。今回のコレクションでは、『狂熱のライブ』に収録されていたマジソン・スクエア・ガーデンでのライヴ(1973年)も改めて収録。ほかには、ロイヤル・アルバート・ホール(1970年)、アールズ・コート(1975年)やネブワース(1979年)の映像が収められている。画質を修復し、音源もリマスター。つまり、画質も音質も素晴らしいものが用意されている。この大変な作業を手掛けたのは、共同プロデューサーのディック・カラザーズとジミー・ペイジだ。
未発表の映像や音源は山のようにあった。その中から、映像が欠けたり音声が失われたりしている個所があるものを丁寧に取りのけ、ペイジとカラザーズの2人は最高の場面だけを選んでいる。そして同時に、その映像を組み合わせ、流れをつけた。これを見ている観客は、決して終わりのこないライブに迷い込んだかのように感じるだろう。8ミリ映画風の荒い画像で始まる「移民の歌」(1972年 シドニー音源)から「ブラック・ドッグ」(1973年 マジソン・スクエア・ガーデン音源)への移り変わりは特に素晴らしい。
見どころはどこかと問われれば、すべてと答えるしかない。誇張ではなく、強力で貴重な音源と映像が集まり、全編を作り上げているのだ。本編のライヴ映像は230分。加えて、1時間半の特典映像が収録されている。ジミー・ペイジがヴァイオリンの弓で奏でる音と言えば「幻惑されて」だが、これが今度はDTSもしくはドルビーデジタル5.1チャンネルサラウンドで体感できる。これは忘れられない経験になる。(Mark Walk, Amazon.co.uk)