東大教授の書いたやさしいすもうの本
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この本は、すもう取りの位、すもうの歴史、わざなどをやさしく説明した本である。著者は、50才の現在もまわしをつけて東大相撲部で部員にけいこをつけている人であり、すもうに関する深い知識と経験の両方をもつ人である。だから本の最後では、シコを踏んでみよう、とすもうをやってみることを勧めている。著者は人一倍すもうに愛情をもっているので、書いていることがじつにおもしろい。小学生と中学生にぜひお勧めの本である。大人でもおもしろい。あまりにいい本なので、「すもう爺」もまだ早いとおもいつつ、ついに幼稚園児の孫に買って送ってあげた。