ディズニーのアニメーション『アトランティス 失われた帝国』と同様、その続編『アトランティス 帝国最後の謎』は子ども向けの『インディ・ジョーンズ』だ。眼鏡をかけたマイロ・サッチ（第1作目のマイケル・J・フォックスに代わってジェームズ・テイラーが演じる）が再登場し、恋人のキーダ女王と共にアトランティス帝国の再建を手伝うが、外の世界もすべて平穏というわけではない。巨大なタコのような生物、クランケンがある村を脅かしていたので、マイロとキーダと仲間たちは、「スクービー・ドゥー」のように、村に平和を取り戻すために出発する。その問題が解決すると一行は米南西部に向かい野生の砂のコヨーテの群れをなだめ、続いて南極大陸で30メートルもある氷の怪物と戦う。『アトランティス 帝国最後の謎』は、ネイティブ・アメリカンや北欧の神話などを含む多様な物語を基にした、互いにつながりのあまりない冒険の連続で、第1作目とはさほど関係がない部分もあるが、元気があって楽しめる。8歳以上向け。（Kathleen C. Fennessy, Amazon.com）