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あの花に手が届けば―バンダル・アード=ケナード (C・NOVELSファンタジア)

価格: ¥945
カテゴリ: 新書
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楽しかった ★★★★☆
このシリーズ、キャラ年齢が高めですが、おっさん臭さも感じられず、みんな生き生きしていて、読んでいて楽しいです。ただ、ボリュームがもうちょっと欲しいなぁと思いました。あと、前作でかなりお気に入りだったヴァルベイドが、今回は出てないのが、残念。
女っ気、ほとんどないヒロイック・ファンタジー...と言っていいのかな? ★★★★☆
前作「運命は剣を差し出す」が非常に面白く、バンダル・アード=ケナードほか、隊長・隊員たちの活躍がもっと読みたくなって買いました。前述の方が上手くまとめていらっしゃるので、内容について特筆することは、あまりありません。出演(?)者の方々面々の会話のテンポがよく読みやすいし、私はとても好きです。ほとんど女性が出てきません。男の世界──といっても汗臭いというより戦い・戦略的な血生臭さの方印象が強いですが、まあ、どちらかというと、女性向けの本かしら。恋愛とかがテーマではないようなので、そのあたり好みが分かれそうですが。
そろそろ次の巻が出ないかな〜と思いつつ。
戦う男はかっこいいのだ! ★★★★★
バンダル・アード=ケナードの第2話。前回の話が全3巻だったのに比べると、全1巻でとっつきやすいと思います。
今回も、傭兵隊長ジア・シャリース率いるムサい男共の群れが、血腥い戦場を汗と埃にまみれて駆け回ります。
剣の物語ではあるのですが、男くさいというか、戦場の最先端で戦う人たちが主役なので、切った張ったやら流血やらのシーンが多いです。

厳しい戦場を、ロクでもない雇用主(彼ら的には今回はそうでもないらしい。随分ひどい損害を受けてますが)を守りつつ、使えるものは全て使って「今日」を生き抜く傭兵達。
常に最も厳しい戦場で戦い、時に捨て駒にさえされる彼らの運命は、多分に隊長の(色んな)力量に左右されます。

その点、アード=ケナードの隊長シャリースは非常に有能です。
いわゆる悪巧みや小細工が得意で、頭の回転が早く陽気な風呂好き隊長。仲間に慕われるのもわかる魅力的なキャラクターです。
彼を取り巻く隊の面々もかなり個性が出てきてるので、お気に入りさんの活躍を読むのも楽しいでしょう。

アード=ケナード以外のバンダル(隊)もチラホラ出てきています。
各々の隊長がこれまたかっこいい(さすが50人〜100人前後の男共のまとめ役)!
巻末にあるイラストレーターのひたきさんのマンガも可愛いです。