絶滅に瀕した“鉄の種族”こと人類を救う救世主として迎えられた“ノドス”の野生児エイジ（矢崎広）と、王女ディアネイラ（石川由依）率いる宇宙戦闘母艦アルゴノートの面々の運命を描いたSFロマンTVアニメーションのDVD第6弾。
   第11話「輝きの星」惑星デュイーを発ったメレアグロス陛下（岸尾だいすけ）率いる人類連合艦隊は、地球奪還の大義の下、さまざまな種族が統治するターミナルプラネットを次々と強引に接収していく。そんな中、エイジは未来の破滅の絵を描き始める。そして太陽系に入った艦隊は木星を目前に敵と遭遇し、第12話「破滅の炬火」で傲慢にも木星の衛星イオを爆破してしまうが……。傲慢な人類＝鉄の種族に憤った“銀の種族”の怒りが炸裂。壮絶なスペクタクル戦闘描写は圧巻の一言だが、その惨劇をキャッチしたディアネイラの哀しみは、ついにアルゴノートを出港させる。エイジの前にはカルキノス（加藤将之）とレクティ（沢城みゆき）、二人のノドスが立ちはだかり、緊迫の度合いは増すばかりで、もはや次回まで待っていられないほどの興奮を呼ぶ。（増當竜也）