降参。見事に裏切られた..江戸川乱歩のような世界へ
★★★★★
大正時代のBLモノ?かと思いきや見事に裏切られます。まるで江戸川乱歩のお話のような不思議な世界ひきこまれて衝撃の作品でした。
作画もお見事。建物、衣装、古き良き時代なのか、はたまたパラレルワールドなのか独特の味があって降参です。
しかし、特筆すべきはストーリーです。絵がうまい作家さんはいっぱいいらっしゃいます。でもいくら絵がうまくてもやはりストーリー
が悪ければそれはそれまで、となりますが、この作品は見事裏切ってくれます!事件の根底にある人間らしい人間を語り、だれが悪で
善なのかわからなくなるような感覚にとらわれます。しっかりしたヒューマンドラマがこの作品にはあります。
すばらし
★★★★★
少女漫画でしかこの作者さんは知らなかったのですが、読んでよかったです!!
画が本当にひとつひとつ書き込まれていて、画集です('ω`)
しかし、少しグロテスク描写があるので、苦手な人は心したほうがいいかも知れません(私はトラウマになりましたw)
美麗で面白い
★★★★★
最近ウィングスを買い始めて知りました。
絵は耽美というか色っぽくて綺麗なのに、かなり笑わされました…
構成はちょっとグロい事件簿といった感じ。
だらしなく甘え上手なノーフンの傘職人・詩郎と
だらしない人がぜんぜんゆるせない熱血漢の巡査・光路郎が
街で起こる事件を突き止めて解決してゆく、バトルありサスペンス。
ストーリーとギャグのバランスが良くてつらつら読めます。
上手く説明しづらいのだけれど面白いです。
多少のBL要素や多少のエログロ(と言っても控えめ)が平気で
くだらないギャグで笑いたい方に、かなりオススメの一冊です。
バランスがいい。
★★★★★
新人さんということですが、表紙のまま中の白黒絵も美麗で、画力の高い方ですね。
服(特に下着)を着るのが嫌いなぼんやりしてて、実は暗器の達人な主人公、詩朗
そのほかに熱血な巡査の光路朗、光路朗の兄貴分の三郎太、詩朗の兄やの安里など
キャラの濃い主人公と彼を取り巻くキャラの濃い登場人物。
BL要素を期待してたんですが、思ったより少なかったです。でも妄想の余地は大いにあり。(すいません)
詩朗と安里、詩朗が「兄や(にぃや)」って呼ぶのが可愛くてツボです。
二人ともエロ可愛い。
訳ありの詩朗と周囲で起こる怪奇な事件にギャグがちょこちょこ合間に入りますが、変に浮いてなくてメリハリがよく、素直に楽しめます。
お色気(?)、ギャグ、アクション、サスペンスの要素がバランスよくて読んでて飽きがきません。
世界観はファンタジーな大正?
帯裏の「妖艶系ぼんやり傘職人・詩朗」という紹介が的確ですね。
イラストに惹かれた方には表紙の世界観が内容にほぼ偽り無し(だと思う)なのでオススメです。
ややグロありですが・・・
詩朗の過去がちょくちょく出てきて気になる!
現在連載中とのことで、続きが楽しみな一冊です♪
眉目秀麗悶絶お色気アクション☆
★★★★★
大正ロマンな美少年のはだけた胸と凛々しい軍服美青年で表紙買いしましたが…大当たりでした!!
眉目秀麗悶絶お色気アクションという新たなジャンルです!
ふんどし嫌いな元暗器使いの美少年と、世話好き熱血漢な美青年警官が主人公です。二人が事件を解決する大正風サスペンスもの。
BLではありませんが、それを匂わせニヤリさせられる箇所多数あり。それもいやらしくなく、爽快に笑わせてくれます。
話も笑いもお色気も、質の高い鮮やかな絵でテンポ素晴らしく進みます。もちろん殺陣もしなやかでキモチいい!
これが処女作!?といいたくなる程。今後も大注目したい作家さんです。
『艶やかな漢達』にぜひうっとりして下さい!!