早すぎる…。
★★★☆☆
なんでそんなに急いでラストに向かってるの〜。
そんな感じでした。
学年末でみんなにいろんなことがあって
一人だけ悩んでるわけじゃないのはわかるんだけど
詰め込み過ぎじゃー。
もっとじっくり読みたい人達もあったのに。
翔太たちの七転び八起きも、もっと過程を見たかったのに〜。
まあそんな感想でした。
ストーリーは文句ないんだと思う。自分の気持ちは。
大人になること
★★★★★
後悔や優越感、強さや弱さ、不安…
誰にでもある感情がテンポよく描かれています。
一巻から貯まった伏線が最終巻で溢れます。高校は大人の社会と同じなんですね。色々な経験をして成長していく。最後、主人公の相手を考えての発言は良かった。一巻からの大きな伏線はやはり大きな意味を持っていました。大人になるって、難しいのですね。
俺が言いたいときに言うのではなく、翔太が言われても大丈夫になった時俺は言うだろう。
この方の作品はいつも考えさせられます。
登場人物たちのキャラも濃くて、皆良い人で大好きです。多分、この人の描くキャラなら皆好きになっちゃうんだろうな。
”大人”から見た青春
★★★★★
この漫画を読んで素晴らしいと思ったのは、あくまでも大人の視点で、これ程までに鮮やかな花の盛りを表現している所です。
実際の高校生がそのままの視点で書いたなら、今流行りの携帯小説のようになった事でしょう。
振り返るからこそ眩しい青春時代のきらめきを、甘さも苦さも交えて描ききった感受性豊かな作品。
やはり大人向けかもしれませんね。
良い作品に出会えました。
★★★★☆
なんとも、「らしい」最終巻。
胸がいっぱいになりました。
漫画なんだから、スッキリ爽快な展開が待っていて、
漫画化への夢も人間関係も不倫・二股問題も、主人公の白血病も、
ぜ〜んぶラストには前向きに解決するに違いない!、、って下敷きをエンタメに求める人には、
正直あんまりおすすめできません。
因果応報でもなく、ハッピーエンドでもなく。
このお話は、どうしようもなく「日常」の物語です。
けど、読み終わった後、「ああ、しっかり生きなくっちゃ」と思わせるような作品です。
自分がちょっと将来について行き詰ってる時に、
みちしるべみたいなものになってくれるかもしれない。
ただ、最後の見開き2ページは「??」
どういう意図だったのでしょうか。
二人が一人になり、誰もいなくなり、って。
二人三脚の漫画家の夢の終わりを暗示してるのでしょうか。
それとも、春太郎の死をちらつかせているのでしょうか。
気になるところですね。
大人が楽しめる学園もの?です
★★★★★
古本屋で1巻を買ってハマり、全巻大人買いしてしまいました。
4巻が最終巻です。
「あ〜あったあった」と思えるような日常がたくさん織り込まれていて
どんどん読めちゃいます。高校生がメインとはいえ、きょうだいや周りの
大人の話もあって、年齢問わず楽しめるのではないでしょうか。
とくに私は恋愛に一喜一憂する斎藤先生のネタが好きです。
また、主人公のお姉さんが仕事や人間関係などで悩む姿はほんとにリアル。
同じストレスを抱える女性なら、わかるわかるって思うこと請け合いです。
4巻では、タイトルの「フラワーオブライフ」ってそういう意味だった
のかぁ、と考えさせられました。