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フルーツバスケット (1) (花とゆめCOMICS)

価格: ¥420
カテゴリ: コミック
ブランド: 白泉社
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日本漫画協会曳地康君です♪ ★★★★★
フルバは
少女マンガの中でも最高峰だと
美形が
うじゃうじゃはきにすんな
うさぎどろっぷは
うまく感情移入できるか
青年モラトリアムが好きならいいかも

何で・・・・ ★★★★★
何で透は欲しい言葉を言ってくれるんだろう、そんなに素直な気持ちで人を抱きしめられるんだろう、受け入れてあげることができるんだろう・・・・。
誰かに必要とされたい、嫌われるのはもちろん怖いし、独りはとても寂しい。この辛くて暗い、当たり前の感情がたくさん出てきます。でもね、それだけじゃないんですよ。暗闇だけじゃないんです。優しい光もたくさんあるんです。
上手く言葉にできませんが、これはヒトにありふれた不安な暗い感情につけるお薬みたいな漫画なんです。
でもやっぱり他人の評価がどんなに高くても自分に合わないこともありますよね。完璧で万能なものはありませんから。
強制はしません。ただ、この透達のメッセージが伝わると良いなとは思います。
皆色々考えて考えて考えて・・・・・それでも駄目なら誰かに頼ろう?そんな当たり前でなかなかできないことを教えてくれる、暗いけど実はとても優しい漫画なんです。
先入観を捨てて読んでみてください ★★★★★
この漫画は一般にあるような恋愛重視の少女漫画とは少し違います。
確かに、異性に抱きつかれると十二支の動物に変身してしまうという点はいかにも
少女漫画らしい要素ですが、それをおいても言葉では説明しきれない程魅力のある作品です。

主人公の透君(女の子ですが)は交通事故で最愛の母を失くし天涯孤独の身になっていた
矢先、ひょんなことからクラスメイトの草摩由希君の家に居候することに。
そこで草摩家の大きな秘密を知ってしまい・・・・というのが大まかなあらすじです。

全23巻にもおよぶ長編ですが、良い意味で独特なキャラクター達と
そして読む人の心にじんわり染み込むような感動を与えてくれる物語のおかげで飽きは
全くありませんでした。むしろ一度読み始めたら続きが気になって仕方ないと思います。

草摩家の呪いは別として、『フルバ』の世界で生きる人々の悩みや苦しみは現実にも通じる所が
たくさんあると思います。

愛する人のために存在を忘れられた人。
いじめに立ち向かおうとする人。
自分の存在理由を求める人。
過去の呪縛に今もなお苛まれている人。

誰もが"何か"を抱えていて、そして誰もが透君というお母さんのような温かく優しい存在に
少しずつ癒されてゆきます。


拙い文章でどれくらい『フルバ』の良さが伝わったかは分かりませんが、
この作品を少女漫画というジャンルだけで見てしまうにはあまりにももったいないです。
先入観に捕らわれず一度でもいいので読んでみてください。

性別関係なく、読んだ人の心にきっと何かを残してくれるはずです。

涙の名作 ★★★★★
電車やバス、病院の待合室でこのマンガを読んではいけません。
号泣、必至の作品です。
「感動!涙の名作」第1位です。
12支の干支を題材にした物語です。
なのに、「フルーツバスケット」って何?
と思われるかもしれません。
このタイトルはマンガを読み進めていくうちに分かります。
悲しい由来があるのです。

マンガを読んでいくとだんだん上手くなって来る絵にも注目です。
恋愛だらけの少女マンガではありません。
スポ根でもありません。
言うなれば「精神ドラマ」。
作者の強いメッセージが込められた、
ステキなマンガです。
心のデトックスで読んだ後はスッキリします。
誰もが抱える痛み ★★★★★
だいぶ前から、タイトルとアニメ化したことしか知らなかった作品でした。

なんとなく、食わず嫌い成らぬ読まず嫌いをしていましたが、ちょっとしたきっかけで読みはじめて、本当にハマってしまいました。

痛いところを突かれます。
触れてほしくない感情に触れてしまいます。

それでも、読んで良かったな…と思うのです。自分自身の傷を癒してくれるような気がします。

少女漫画ですが、一生のうちに一度だけでも読んでいただきたい良い作品だと思いました。