「パンドラプロジェクト」と呼ばれる謎の計画によって巻き起こされる、壮大なストーリー。謎の少女「綾」と出会った主人公は、不可解な事件に次々と巻き込まれていく。暗躍する異形のモノたち、存在するはずのない「月の街」、「逃げる影」、そして謎の少女綾。少しずつ壊れていくあたりまえの日々を前にして、主人公が選んだ禁断の扉とは? その先に、はたして真実は待っているのだろうか?
システムは、関わるキャラクターによって分岐した物語がパラレルに進行していくノベルタイプ。3人のヒロインと多くの登場人物をめぐって、さまざまなできごとが展開していく。他を圧倒する、数千という映像カット数は必見だ。(押上大河)