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とめはねっ! 4―鈴里高校書道部 (ヤングサンデーコミックス)

価格: ¥555
カテゴリ: コミック
ブランド: 小学館
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判子と書道のつながり ★★★★★
柔道漫画の人だった事に気がついて驚いた。凄いです。
判子が書道とつながっていることも驚きです。
知らない事だらけで面白い漫画です。おススメ。
おもしろくなってきました。 ★★★★★
どんどん面白くなってきた「とめはねっ!」4巻です。縁のおばあさんに結希は大字書に素直に取り組めないという相談をします。書の意味を「伝える」ということを、ほんの少し理解できたような結希。たよりなさそうだった良寛さんの字がやさしい良寛さんの字に思えてきたようです。

良寛さんの書の話を読んでから表紙の「風」を眺めてみると、加茂杏子の「風」は颯爽とした疾風のイメージに思いました。単行本の表紙の書はキャラクターイメージを表してるんですね。河合センセ芸人ですね。折り返し4コマも健在で嬉しいです。

4巻ではチープな「あんの、だまし絵野郎!」といった苦笑ものや、望月結希が書いてきた〇の意味がしっかりとした伏線だったりと、手堅い仕事は見事なかぎり。

そして、宮田さんという望月さんにとってのライバル出現も物語の予感アリ。ユカリちゃんの宮田庵のバイトも鎌倉という観光都市と帰国子女という設定を上手にいかしているなぁ、と感心してしまいます。それにしてもYSの休刊はまいりましたね。作品が継続できたことはありがたいと思います。

これからも読み続けます。みんなで応援していきましょう。がんばれ河合先生!

次の表紙は、やっぱ三輪サンで決まりでしょうか?意表をついて宮田さん!?
ちょっとイラッとくる、今時の学園もの ★★★★★
主人公の純真男の子を取り囲む美女包囲網(笑)。”ヒロインがツンデレ”と簡単に言いたくないけど”見ててイラッとくるラブコメ学園”ものと称すると4巻は分かり易い(笑)。主人公男子が本当に純真乙女なので、全くエロスを感じないので是非NHKで放送希望(アニメでも実写でも可)。最近は、神のみぞ知るセカイ 2 (2) (少年サンデーコミックス)といい、分かり易い直接的なエロを露出せずに、ワビサビで女の子の可愛らしさを感じ取れる作品が多く興味深いです。3巻までは体育系部活マンガのノリで勝負ありきで展開するのかと思いましたが、4巻からは学園モノらしく物語を展開する作者に脱帽。当然5巻も購入決定。
大江くんの周辺で起きる変化 ★★★★★
 大江くんがアルバイトをする気になり紹介された蕎麦屋に行くと、鵠沼高校書道部の宮田さんの家だった。完全に忘れ去られていた大江くんではあったが、海外からの観光客の対応を見てからは、何か宮田さんも気にかけている様子。しかし、再三のアプローチにも全く気付く様子のない大江くん。
 一方、望月さんは、商店街で二人が歩いている姿を偶然見かけてから、どうもご機嫌斜め。あっさりインターハイで優勝したが、一向に気分は晴れない。加えて、書の甲子園に出品する作品として、大字書を勧められるが、崩した読めない字の良さがまったく理解できず、あまりやる気になれない。そんな時、偶然にも大江くんのお祖母ちゃんと遭遇する。
 ここでお祖母ちゃんが崩した字の魅力を教えてくれるのだが、その説明が良かった。字を単なる記録用のツールとしてだけでなく、それ自体に情報を乗せて書くという方法があるということを初めて知った。まあ、それも行き過ぎると、抽象画の解釈みたいに素人には理解できないものになってしまうのかもしれないが…
 一年生部員の二人が、それぞれのやり方で真剣に書に向かい合っている様からは、とてもアツいものを感じる。
静から動へ 起から承へ ★★★★★
既刊の3巻までを読み進めての感想は 面白いけど飛び抜けてないなぁ だった

設定はマンガのネタとしてはとても珍しい書道
非凡な才能を持ちながらも それを自他ともに気付かずに看過している主人公が
弛まぬ地道な努力から飛躍的な成長を遂げる姿を描く この作者お得意の青春ストーリー
だと思って それほど大きな期待をせずにいた
事実 同じようなストーリー展開を2度ほど繰り返していて 食傷気味になっていた

ただし 3巻まではね

ただ この巻になってからは 主要となるべく人物が一人増え
それに伴い話が目まぐるしく展開し始め 気づけばすっかり話に惹き込まれていた
今までの3巻分が“静”だとすると この4巻はまさに“動”
今までの3巻は 起承転結の“起”でしかなかった ということに気づかされてしまった
もちろん 主人公を取り巻く恋愛模様だけが“動”になったわけではなく
主人公が言われたままに書道をしていた今までと違い
進むべき方向を自ら選び動き出した という意味での“動”であるわけだ

この4巻で一気に魅力的になったこの作品 願わくばもうちょっと発刊ペースを短くしていただきたい
年間2冊出るかどうか というのはさすがにちょっと・・・