書道パフォーマンスが面白い
★★★★★
パフォーマンスが入ると面白さが増す。
あと漫画ではじめて烏帽子岩を知りました。
あと2年生の話が良かった。早く次の巻が読みたい漫画です。
脱力系書道漫画
★★★★★
この漫画の肝はキャラクターだと思う。キャラ設定がそれぞれ個性的で、現実にいそうでいなさそうな絶妙なラインをキープしている。
パッとしなくて頼りないが英語ペラペラ、優しく礼儀正しく、目がガチャピンみたいな主人公「大江縁」、スポーツ万能で柔道インターハイ優勝、大雑把で男勝り、裏表がなくて素直、書道部と柔道部を掛け持ちするヒロイン「望月結希」。この二人を中心とした書道系ラブコメディである。ただ、ラブコメディとは言っても、引っ込み思案で頼りない主人公と、女子高生だが恋愛などには興味のなさそうな体育会系のヒロインの二人だから、なかなか進展もないし、望月さんに至っては胸中は未だ謎である。(望月さん本人は自覚していないが、何となく大江くんが気になっているようであり、そのハッキリしないところが面白い)
また、この二人を取り巻く人々も面白い。純粋で乙女な書道部部長、ヤンキー崩れであけっぴろげな加茂ちゃん、美少女だが腹黒く機転が効く三輪ちゃん、何故か大江に想いを寄せる宮田さん、誠実で良い人だがどことなくうっとうしい影山先生…などなど、キャラがいちいち良い。
個人的に三輪ちゃんが書道教室で「一石二鳥」と書いていたのが細かくて良かった
明日からもっと練習しよう。そして、また来年
★★★★☆
漢字かな交じり書について調べたり、文化祭でパフォーマンスをしたり、「書の甲子園」の結果発表があったり。
部員が少ないために廃部の危機にさらされている書道部のメンバーの活躍を、一年生の大江縁と望月結希を中心に描かれています。
漢字かな交じり書が上手くかけなくて、女の子の前で考え込んで「つまんないの」と思われたり、
サザンオールスターズの歌詞の「意味がわからない」と言ったりと、まじめでぬけている大江君と
花火大会でしつこくからむ男性を投げ飛ばしてしまったり、大江君の書いた書の写真を腹立ち紛れに破りしててしまったりして、「きれいな字が書ける素敵な女性になりたいという」意思とはうらはらに乱暴なことをしてしまう望月さんの組み合わせには笑ってしまいました。
日野、加茂、三輪の3人の先輩の中学時代の思い出話も面白いです。
高校生らしい賑やかさと、一年生の二人が書道に熱心に取り組む姿が「部活」の楽しさを思い出させてくれる楽しいマンガです。
書道やってる側から言うと
★★★★★
書道教室で働いています。
一巻から読んでいましたが、最近、教室の生徒が回し読みしているのを発見。
作中の練習方法を実際にさせてみたら、喜んで取り組んでいました。
マンガなので、紹介するのをためらっていましたが、巻が進むにつれて書道に関する記述もおもしろくなってきたので、教室で紹介することにしました。
書道に関する記述は、定評のある参考文献を使用していて、実に為になります。
和ですなー
★★★★★
個人的に海外生活が長かったせいか、日本の文化に憧れを持っていました。
ただ仕事が忙しいこともあり、なかなか書道の面白さに触れたり勉強する機会がなかったのですがこちらは漫画として楽しいだけでなく、そういう書道の奥深さや身近に存在するもののちょっと違った視点を手に入れられるので文句なしにお勧めです!
以前はギャラリーフェイクも似た具合で愛読していましたが連載が終了し、次はとめはねを楽しみに漫画を読んでいこうかなと考えています。