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とめはねっ! 鈴里高校書道部 2 (2) (ヤングサンデーコミックス)

価格: ¥3,003
カテゴリ: コミック
ブランド: 小学館
Amazon.co.jpで確認
偶々私の好みではなかったというだけの話で ★★★☆☆
世の中にはつまらないほど、逆に売れる作品というものがある。
PTAから目じりを立てられるような、道徳や教育上の観点から攻撃される要素のない作品。
そのためには作品がつまらなければつまらないほど、冒険がなければないほどありがたがる読者がいる。
これだけで一定量の読者を獲得できる。
とめはねはそういう作品ではないだろうか?

どんなにつまらない作品を書いても打ち切りがない。
とめはねのストーリ展開やコマ割りにはそういった安心感を感じさせる。
一話でもつまらない話を書けばとたんに客が離れる激戦雑誌。
そういった部分がないことが、丁寧なストーリ展開を生み出している。

ただ作品はつまらない。
NHKでドラマ化されたがあの学芸会のような映像、あの映像のレベルがとめはねの正当な評価だと思う。

日本人なら書道に興味を持っている人が一定数おり、彼ら学生や書道関係相手に安定して商品が売れる。
NHKとタッグをくんで100万部売れたという文章をつければ確実に安定して増刷できる。
マーケティングが正しければ作品がつまらなくても商品が売れる、とめはねはそれを象徴している気がする。

とっぴょうしもない超能力に頼ってない点は高評価、それくらいである。
まあいろいろ書いたが、私の場合作品の好みが偏っているだけで、とめはねはたまたま私の好みではなかったというだけなのだが。
パフォーマンスが面白い ★★★★★
パフォーマンスが面白い。書道のイメージにない内容。
このパフォーマンス合戦がメインになるのかわからないが、全国大会をやったら面白いと思う。
脇役も面白い奴が多くて楽しい漫画です。おススメ。
祖「母」もイリュージョン ★★★★☆
『とめはねっ!鈴里高校書道部2』はいろんなバトル満載です。
下記は、ごくごく一例です。一応、勝者vs敗者の順です。

・姉vs妹(ふたご)
・鈴里vs鵠沼(一回戦目)、主人公vsイケメン
・サーファーvsオヤジ、女子高生vsサーファー、女子高生vsオヤジ
・鵠沼vs鈴里(弐回戦目)

主人公も大活躍ですが、主人公の祖母も意外な技(早着替え?)を、
さりげなく披露しています。(162pと169,173p参照)
素材の料理が見事! ★★★★★
もとより隙というか、卒のないマンガを描く人だなあ、という思いがあったけれど、
二巻でさらにううん、と唸らされた。
面白いなあ。

キャラクター一人一人の考え方、感じ方、思惑が違うのは、当たり前でもそれを成立させた作劇は難しいもの。
それを不自然さを出さず、しっかりとやっている。
この巻のエピソードである「母」の字や、パフォーマンスに対するリアクション等にそれは現れており、
イベントによってキャラの個性をしっかり印象付けている。
これがまた以降のエピソードのフリになる、という作劇は見事。

ともすればすぐに空気に溶け込んでしまいそうな大江も、内にあるものや背景を魅せることで、
主人公として安心して見守っていられる人物になっている。
一方でいかにもマンガっぽい暴走を続ける望月さんや先輩達もキャラが立っており、話が良く動くので見ていて飽きもこない。

そして何より、マンガではあまり着目されない箇所かもしれないが、この作者さんはキャラの普段着というものを大事に描いてる点がすばらしい。
マンガマンガした、実際には浮いてしまうような服でなく、キャラの性格にも即していて、とても自然。

書道というモチーフの珍しさだけには止まらない面白さがある。
お勧めですよ。
荒削りな、原石。磨きようがあるというものです。 ★★★★★
よい漫画というのは、じっとしていても噂に聞こえてくるようです。NHKの番組で紹介されたのと、ところどころでおススメと言われるので買いました。帯ギュの保奈美と桜子の合体したようなヒロイン望月結希。赤毛のアンで有名なプリンスエドワード島からの帰国子女、大江縁。今までにない書道まんがをとりあげ、河合センセらしいチープなギャグ(ブラック日野ちゃん)とか散りばめながらの青春アミーゴ。大人になってから字が上手なひとに出会うとどうしても一目置いてしまいます。文字には言葉と同じように人間性がよく現れるのかも知れませんね。

その点、若い由希や縁たちは荒削りな、原石。磨きようがあるというものです。そこに着目した物語が斬新かつ、好意的に受け取られているようです。

 2巻がなかなか手に入らなくて苦労しました。まだまだ始まったばかりですがドラマなどにしやすい素材かも知れませんのでこれからますます注目を浴びるかもしれませんね。2008年は「とめはね!」快進撃の年になりそうです。