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史記 (2) (小学館文庫)

価格: ¥660
カテゴリ: 文庫
ブランド: 小学館
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温故知新 ★★★★★
史記第2巻は

「臥薪嘗胆」
「呉の滅亡」
「因習打破」
「改革者の悲劇」
「孫子の兵法」
「業因強国策」

の6話です。

戦国時代の中国は多くの国がひしめき微妙なバランスによって治まっています。
それを打ち破ろうとするもの、じっと耐え忍ぼうとするもの。それぞれの国が懸命に生き伸びるための方策を編み出しています。
些細な出来事から国を傾かせることに繋がってゆくエピソードが綴られていきます。
この頃、法治国家、土地本位制から俸禄制へと時代が移っています。
古典に学ぶとはまさにこのことだと思われます。
今に続くこの制度が、なぜ成立したのかを知ることができます。
まさに温故知新です。
なぜにこんなに烈しいの ★★★★☆
第6話はお馴染みの「臥薪嘗胆」。
一つの訓話が歴史の流れの中で理解できる。
第8話 因習打破 は実におもしろい。
第10話 孫子の兵法 もお馴染み。
第11話 業因強国策 秦の商君の話しは実に興味深い。
いわゆる ためになります。
人ってこういうものなんですね。
復讐劇・忍耐 ★★★☆☆
 春秋時代の南部の諸侯、呉と楚・越に的を絞っている。
 楚から呉へと亡命した、伍子胥の楚への鬼のような復讐劇、そのパトロンとなったがのが臥薪嘗胆のエピソードの発端ともいえる呉王闔閭である。越王勾践と闔閭の後継者夫差のエピソードが臥薪嘗胆というわけである。

 孫子の兵法で知られる孫武なども登場する。

 それぞれのエピソードに目的達成への過酷な自戒・忍耐は鬼気迫るものがあり、読み応え充分である。