二人の主人公、万里子と卯野。共通点は一途で芯が強い。万里子はプライドが高いが、生まれ育ったヨコハマと共に生涯を共にするタイプ。一方、卯野はヨコハマを「港」として雑草のようにどこでも生きていけるタイプ。そんな二人の友情をめぐる物語。
　大和和紀さんの描く繊細で、色っぽいタッチの絵は昔から大好きでした。昔を振り返って読み返したら、懐かしさがよみがえってきました。

着物も洋服も着ていて、絵がとてもおしゃれです。
それぞれの恋についてはこれから読む人のために書きませんが、
万里子が傾いた店の経営を建て直したり、卯野がアメリカで伝染病の日本人を救うくだりは感動的で読み応えがあります。

最初は友人に薦められて借りて読んだのですが、本当にステキな漫画だと思います！主人公のお卯野も万里子もそれぞれ違ったタイプながらも2人の生き方に同じ女としてすっごく惹かれます！2人の相手役の森太郎と竜介も漫画の中の人物とは思っていてもドキドキしちゃうぐらいかっこよくて憧れちゃいます。自分でいつでも読みたいと思ったので結局自分で全部そろえてしまいました☆とってもオススメです♪♪