儚くて、あぁ儚くて
★★★★★
表紙がすごく綺麗ですよね、親子が(笑)。
この巻はついに物語が大きく走り出した、というか終わりへ向かって進んでしまった、というのでしょうか。
とても切なぃですね。三人の決意が見えます。
特に捲廉と天蓬のシーン、“覚えていてくれるなら〜”が切なくて。
次巻ではさらに哀しく切なくなりそうです。
どうか幸せな時をもう少しだけ、そう思うのはいけないでしょうか。
ゆっくり
★★★★☆
4人の行く先が破滅だと分かっているからか、ゆっくり丁寧に描かれている時間の流れがとても切なく4人のキャラが発する言葉に刹那や重みとこれからどう流れていくのか意味深な意味を含み、これからの未来が気になります。
あーいいなぁ、こういうの
★★★★★
そう思わせてくれる内容でした。
詳しく書いてらっしゃる方はたくさんいらっしゃいますので敢えて割愛させていただくとして、私個人の見所としては『焼肉』でした。
繋がる気持ちの暖かさと、在り得ないだろう次の約束に胸がいっぱいになりました。
実は現世シリーズより好き!!
★★★★☆
正直、「最遊記」は前世編しか購入していないのですが、それは多分、いつもなんでもかんでも
余裕でこなしている三蔵一行が、この過去の物語でだけは本当にギリギリまで追いつめられる危機感や
切迫感、そして最後には絶望が待っているのだと言う、目が離せない胸掻きむしるラストを最後まで
見届けたい想いが有るからだと思います。
ファッションセンスも、キャラクター達の長髪もこちらの方が好きというのも有りますね。
もうここまて来てしまったら、次にはどんな展開が待ち受けているか、読者には苦しい程に理解出来てしまう分、
メイン4人の台詞・行動の一つ一つが現世に続く全ての布石になっているような気がしてなりません。
それにしても、今回何よりも素晴らしかったのは、美しい藤を背景にした表紙カラー。
金蝉と悟空、二人の静かな幸福を、出来るならば神でさえそっとしておいて欲しいと願います。
切ない!!
★★★★★
心待にしていた外伝の3刊、ついに発売です。
物語はいよいよ佳境になってきて、話がテンポよく進みとても面白かったです。
ただ、面白さアップと同時に切なさも倍増。本編の6刊で悟空が、「もっとずっと昔から、こんな思いを俺は知っていた。失いたくない」と、言った台詞がとても印象的だったのですが、その本当の意味と必死な思いが切ない程伝わってくる刊でした。