「EVEN A WORM」、ヘイゼル編です。三蔵一行は、謎の男ヘイゼルとその従者ガトに出会い、行動を共にします。悟空とガトのやり取りが好きです。眠りも食べもしないガトに、「ハラ減らないのもさ、けっこー寂しいもんだよな」と言った時の悟空のちょっと困ったように笑った顔が、五行山にいた頃を思い出してるんだろうなぁと感じました。悟空&ガトコンビもいいかも。 最後にヘイゼルがはじめて悟空を名前で呼んだのに驚き。悟空のこと、ちょっとは認めてくれたのでしょうか。 作者様によれば、ヘイゼル編は次からが核心ということで。実際雑誌のほうでは、物語は急展開を見せています。この巻の最後に出てきたあの方が、何か企んでいる模様。