細野好きと、猫好きの方におすすめ。
★★★★★
本書は、迷い猫など、逃げてしまったりしたペットを探して報酬を得るという、いわゆる「ペット探偵」の物語。もちろん、捜索の依頼を受けるペットは猫だけではありません、あしからず。。。でも、やっぱり、彼の描く猫は可愛い。
細野氏の作品で、現在雑誌で連載中のものの他に何かないかな?と思って探していたら、本書に行き当たった次第。タイトルをみて猫好きの拙者としては、是非読みたいと思ったのと、1巻で完結なので、気安く購入できたというわけ。
内容自体は、「ペット探偵」という職業を(彼の作品が多くそうであるのと同様に)分かりやすく掘り下げて描いてあるのと、いささか失礼な言い方をお許しいただけるなら、現在長期連載中の作品たちと違って、作画が非常に丁寧です。手抜きのない好著と言って良いと思う。