アニメ化の影響か
★★★★☆
この時期、ドラえもんの2度目のアニメ化で人気が爆発したためでしょうか。長編(といっても約20ページですが)作品が、収録された73本のうち実に7本もあります。セワシくんやドラミちゃんが登場する回も多く「ドラえもん」の基本設定が固められたようです。
この巻に収録された作品は感動系の話はひかえめで冒険物、ギャグ物が主です。
ピックアップすると、シンプルながらも、道具の使い方にひねりを加えた「いっすんぼうし」、SF的発想とオチが光る「宝星」「きりかえ式タイムスコープ」が秀作ですね。
反面、展開やオチのつけ方が雑な作品も目立ってきたように思います(4つ星なのはこれが理由)。
また、「ココロチョコ」と「ビョードーばくだん」という類似した話があまり間を置かずに同じ雑誌に掲載されたのは(藤子先生も多忙でいちいちチェックできなかっただろうとはいえ)いただけないです。
面白いが問題がないわけではない
★★★★★
いちばん要らないのが巻末の著名人による感想文
最初はドラえもんに関わっていた人(声優など)で意義があったが、
俵万智が自分の思い出を語ってるだけ
そのうち久本雅美とかが出てきそうでこわいです
第10話/無人島の作り方
★★★★★
夢あるれるファンタジーアニメドラえもん。ふしぎな道具とゆかいなお話で日本中に笑顔を与え続けたこのアニメほど有名な漫画はないでしょう。未来の国からきた猫がたロボットというSF性、夢を与えてくれる道具の数々、情けないけどにくめないのび太君とそれぞれキャラクターが愛らしいお友達、その魅力を挙げるととてもきりがありません。そんなドラえもんの本作で私が一番お気に入りのストーリーは「第10話/無人島の作り方」です。テレビアニメも映画も面白いですが、やっぱり表情豊かな原作が一番だと思います。
忘れな草!
★★★★★
忘れな草で静香ちゃんを助けます!よくばりなスネオはまたまたよけいなことをして真珠になってしまいます(笑)