ブティック経営で当てたオシャレで大人な女性と、純朴でスマートな大学生との甘い恋愛物語。
非現実的な組み合わせとオシャレ過ぎて生活感の無い生活は羨ましさを感じるほどだけど、嫌味な感じが無く
甘〜い世界観に浸れます。
マイナス点としては、西村氏独特のハイテンションな部分が理解しにくかったり台詞回しがすごく不自然
（そんなこと言う奴いねーよ的）な部分が時々あるところ。それが余計に非現実的で、ありえなさ感を上げてしまっていると思う。
でも全体的な雰囲気は「こんな関係いいな〜」「こんな恋愛できたらいいな」と思わせてくれるホンワカした物で好きです。

おしゃれな高級（？）ブティックオーナーの年上の女性と、大学生の年下の彼との恋愛を軸にストーリーは展開されていきます。

現実には、なかなかありえない組み合わせの２人でも、違和感なく読めてしまうのは、恋にピュアだからでしょう。

周りの登場人物も愛すべき存在で、話にピリッとスパイスを与えています。

とにかく、甘〜い、甘〜いマンガで、こんな甘い恋愛をしていた頃を思い出します。

とにかくおしゃれ。
絵が、小道具が、セリフが、ストーリーが、すべてがオシャレなんですよ。こんな本があるのだ☆

きな臭い、生臭い、貧乏くさいエッセンスすらもオシャレに変えてしまう西村しのぶさん。最高。

サードガールより、すこーし大人目･･･なのかな？

ブティック経営の女主人・リツコの、目下の野望。

「新しい恋人欲しいなぁ」。

そんな折、町で帽子にヒトメボレ。
注文依頼した帽子が届くのを待ちわびていた
リツコの前に帽子を持って現れたのはなんと、
いつものカフェのかわいい店員さん。

「帽子とピンと、お揃いのピアスと、
　それがおれとつきあえば"プレゼント"に」。

年下でかわいくて学生で住所不定で…。
働く女だけに許される贅沢な甘い　"ライン"。

働く伊達女りつ子。 彼女は容姿端麗でブティックの店長。お金もあって何一つ不自由ないかの生活（でもバツイチ） そんな彼女と､年下（しかも大学生）で､いまどき珍しい純朴青年邦彦とのおしゃれな恋愛。 恋愛のエッセンスがあちこちにちりばめてある､西村ワールド最高傑作!！