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ライン(4) (ワイドKC キス)

価格: ¥730
カテゴリ: コミック
ブランド: 講談社
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もういい ★★☆☆☆
1巻を購入したのが10年前。長い年月をかけて4巻まで発売。
に、しては雑ではなかろうか。丁寧に丁寧に作り上げて時間がかかるというのなら、分かる。
これ一本でやっているわけではないし、他の作品も平行して描いてらっしゃるのは知っているが、
そのほかの作品だって随分なスローペースで出していますよね。
(腕だか肩のお怪我をなされたようなので、その影響かもしれませんが。)
お話は元気になれるし、憧れるし好きです。が、正直「もういいな。」というのが感想です。
3巻で終わり。
4巻では作者が一体何を描きたくて何を表現したいのか、一向に分からず
今まで感じていた、読後の清涼感が全くありませんでした。
こんなことなら中古で買えばよかった…と後悔しています。
雑。 ★★★☆☆
ストーリーの流れ自体は嫌いじゃありません。まさかMくんが本編に関わって来るキャラクターだったとは知りませんでしたが。
いつもトロトロ進む展開がスピードアップしていて、読み進むテンポはいい感じなのですが、とにかく絵が雑。画風は変わってゆくものではありますが、今回はやや許容範囲を脱しているような気がします。表紙の絵からして「コレナニ?」「ダレコレ?」みたいなね。絵の美しさも西村作品の命です。もっとちゃんとして欲しいな。

これまでは無条件で星を5つにしていたけれど、今回は敢えて3つにします。
働く女に! ★★★★★
レビューというより、個人的な感想ですが・・・
ああ、仕事に自信をなくしている時にこの巻を読んだら、無茶苦茶元気出ました!
そうだよね、やっぱり戦っていかないと仕事なんてうまくいくわけないんだよね。
敵キャラが色々と出てきたり、忙しくて仕方がなかったり、そんなことも多いけど、それに負けずに頑張らないと駄目なんだよね!
そういう気持ちを久々に思い起こさせてもらいました・・・!落ち込んだ時には、この巻、読み直そうっと・・・
でも、働く女を支える、まさに癒し系の年下恋人・邦彦・・・いいなあ、こんな恋人欲しい!
働く女にも恋は必要だ・・・!そんな気持ちも思い出しました。
働きすぎて、「女」を忘れている時にも、この巻を読み返そう!
女っぷり ★★★★★
リツコ姐さんの女っぷり、健在です。
ハンパじゃない肝の据わり方はどう見ても40才過ぎだけど、
実社会で力を発揮する女性の姿(フィクション)としては、その辺りもギリギリ許容範囲です。
スラリとして綺麗で自分に合った仕事をして、外道で酒のセンスが悪くて声が大きくて、
年下の可愛い男の子を恋人に持ち、身の回りの事は家政婦にまかせ。
嗚呼素晴らしき哉人生。
これはこれとして、西村ワールドということで受け入れられる気がします。
最近の新刊を読むと、作者的にも何かを吹っ切ったような感じを受けますが、
それが作品の切れ味に反映されているんですね。
読みごたえあり! ★★★★★
西村しのぶ作品の大きな魅力は、女の人をうっとりさせてしまうところにあると思います。

つっこみどころはよく読むと結構あったりするし、絵もスバラシクきれい〜っていうわけじゃ
ないと思うのですが、そんなことは関係なく女子心をわしづかみにする空気感がたまりません。

「ライン」4巻は3巻からずいぶん間があいていたので、実はもう西村さんはリツコと邦彦に
飽きちゃったのかなー、もう終わったのかなーと思っていたので、とても嬉しかった。

そして嬉しい誤算が。リツコと邦彦の甘甘ぶりを3巻もたっぷり読ませられたので、
ちょっと進展とか展開とかほしいなあと思っていたら、4巻はリツコが「ザッツ働く女」に
なってました。
そりゃ最初から成功しているショップ店長だったのですが、仕事の話がとても具体的で
学生でかわいいだけ(失礼)の邦彦がかすんでしまうほど。

本社ディレクターの三須さんがいい人物造形です。リツコに店頭での服装指示を出すあたり、
おおっと思いました。
素直に受け入れ反省するリツコもいいです。大人。
ハナちゃんの頑張りもすがすがしい。

甘いだけかと思っていた「ライン」にぴりっとスパイスが効いてきました。
西村さんってやっぱりスゴイ!