海外に紹介したい作品です
★★★★★
子方の話、韓国公演の話など、とても深い内容で、絵もすばらしく、日本の文化を説明するために留学中に英国人や韓国人の友人たち見せたところ、興味を示してくれました。英訳版・韓国語訳版などがあってもよさそうなのですが。。
雰囲気がたまらなく好き
★★★★★
派手さはないけれど地味にじっくりと読んでしまう作品です。でも、それが味なんですね。登場人物がまた魅力的で!今回は狂言師の方(ある意味で?)悪い男と呼ばれた方がたまらなーく良いです。
性格もたまらなーく面白くて好きです。
下手な少女漫画の顔がよければ、なんでも何してもアリか!的なノリではないから購入してしまいます。
能のお話なので、好みが分かれるでしょうし、甘い要素は薄いかと。
なくもないですが。
ほんのり具合もたまにはいいですゾ!
ケントとサイモン(欧米か)
★★★★★
ケントは幼い頃から、ひたすらに舞台に立ち、役を見つめてきたのですが、ここにきて少し外から自分を見つめ直さなければならないようですね。
今までは、壁にぶつかっても、能が好き、楽しいという結論で終わっていましたが、それ以外の何かが見つかるのでしょうか。
サイモンとのうやむやにも早々にケリを付けて欲しいんですが、やっぱり「いい解決法はない」んでしょうか。
この巻は、ちょっと能についての内容が物足りない気がしました。
ケントの役作りに対する誠実な姿勢をもっとガツンと見せて欲しいです。
次巻に期待。
ひとつ勉強になりました
★★★★☆
ストーリーの中に「確証バイアス」という脳の反応についての説明が
でてきます。何かというと一度思い込んでしまうと、しっかりと自分の
頭で本当にそうなのか?と反芻することができずにどんどん間違った
方に進んでしまうこととのことでした。
俺々詐欺が、まさにこの脳の機能をついた詐欺行為らしいです。
能に限らず、しっかり取材をされた上で作品をつくられている印象が
あるのに、変に小難しい話になっていないので成田作品は大好きです。
また、話はちょっと飛びますが
作品中の袖に、ちょうどこの巻に収録されている連載を執筆中に
お父様が亡くなられたとの記述がありました。
そして、お父様が題字などで作品に参加されていたともあり、
少し驚きました。
ご冥福をお祈りいたします。
花よりも花 in韓国公演。
★★★★☆
ナチュラルとはちがった意味で深い方へ向かっています。前回はNew York、今回は韓国です。 余談ですが西門がミカエルを気に入っていたのは憲人と同じものを潜在的に感じ取っていたのかもなどと思ってしまった巻。