日本人の努力の源泉になる稀有の漫画
★★★★☆
いかなる分野においても、人が成功を収めるためには努力しなければなりませんが、努力したところで必ず成功するとは限りません。努力は成功を収めるための必要条件であって十分条件ではないからです。
だから凡人はついつい努力を止めたくなりますが、そんな時にキャプテンを読むと、心と体から努力を再開する意欲が沸いて来ます。しかし凡人の悲しさ、努力を再開してしばらくすると空しくなり、自分とは違い決して諦めず努力を継続する谷口タカオの勇姿を見たくなり、またキャプテンを手に取り読みふけります。キャプテンは日本人の努力の源泉となる稀有の漫画です。
胸が熱くなる
★★★★★
女の子うけするスマートなキャラは一切でてこないし
地味な子ばっかりなんだけど魅力的なキャラばっかです
特に谷口君は大好き
クールが良いとはかぎらない!!
努力だけでは…
★★☆☆☆
野球というスポーツをある程度知ってる者からしたら
この「キャプテン」という作品は野球をなめてるのか?と思う
朝から昼まで猛特訓を続けて強くなるはずがありません
常識を脱しています、ぶっ飛び過ぎ。
中学生の大会でスタンドが超満員にはなりませんし
そういうところで現実離れしている
懐かしいの一言
★★★★★
30年以上前になるが、本屋でむさぼるように読んだ。同じ作者の手による「プレーボール」も好きだったなぁ。
とにかく作品と一体感を持てたという印象が強い。
今思えば、自分の世代のアスリート(というか部活の雰囲気)は、「巨人の星」とかより、本書とか「エースを狙え」とかに影響を受けていると思う。
良い悪いは別にして、才能に着目というより、とにかく練習至上主義で、どんなに才能がなくても努力がそれを補うという価値観なんだよなぁとは思う。
ただ、日本人の気質にはすごく合うような気がする。今も、読んでいて、すっかり同化している自分がいる。
第1巻の購入では止まらず、既にどんどん買い進めている。いずれ、子供にも勧めてしまいそうである。
「がんばらなくっちゃ」
★★★★★
さんざん迷った末に、結局買ってしまいました。
谷口キャプテン編だけです、きっと、たぶん。
丸井キャプテン編はあまりに痛々しくて
涙なしでは読めないだろうし・・・。
読み切りのときも、連載になったときも
リアルタイムで読んでいたはずだし
単行本は コミックスも、豪華版も、文庫版も持っていたような気がするけれど
(もちろん、同じ年頃だった谷口キャプテン編・丸井編キャプテン編だけ)
現代の技術を使ってカラーページのトビラ絵も完全に復刻されたと聞けば
やはり買っちゃうよね。
トビラ絵にある当時のままのキャッチコピーが
時代を感じさせてこれまた良い味出しているのだ。
「学校で家庭で会社ですべての人が読んでいるNOWな漫画」
(連載第9話のオールカラートビラ絵より)
2巻の青葉学院戦の初戦なんてホントにスゴイぞ!
青葉との再試合が載っているはずの3巻(近日発売予定)なんて読んだら
いったいどうなっちゃうんだろう(笑)
きっと、号泣必至ですね。
「がんばらなくっちゃ」・・・
志半ばで早逝された作者のちばあきおさんの分までがんばろう!!
そんな気にさせてくれる昭和の野球漫画の傑作。
ホントにホント、名作です。