鳥山明の短編集。第１集はデビュー当時作品から始まる。初期作品は江口寿史「すすめ！パイレーツ」と肌合いが似ていて、彼の影響が色濃いように思われる。まだギャグを自分のものにしておらず、絵は上手いのに稚拙な印象が強い。しかし、「Dr.スランプ アラレちゃん」の連載が開始された1980年以降の作品では、紛れもなく彼の世界が確立されており、無意味なギャグを使わず小細工なしのストーリーで読ませる、高水準の作品群になっている。

「アラレちゃん」のアイデアは初期作品にも現れて、この集大成的名作が構想されてゆく経過が見て取れるから、大家・鳥山明の成立過程に興味がある人にとって、本書の価値は大きい。逆に、単に「面白ければいい」という意図で本書を手に取った人には、物足りないと思う（その点では第２巻の方が充実している。第３巻は未読）。

はっきり言って、あまりおもしろくないです。ストーリーが意味がわからない。でも、値段的には安いと思います。ＶＯＬ１はあまりおもしろくないですが、ＶＯＬ２、ＶＯＬ３とだんだんおもしろくなっていくので、鳥山明さんの漫画が好きな人にはお勧めします。

ドラゴンボールが好きで、作者が鳥山明だったので思わず買ってしまいました
もう、この本は本屋などでは売ってないと思うので、ぜひ買うべきです。
鳥山明ファンならぜったいもっておくべし！！