関の刃物、ドイツのゾーリンゲンと並ぶ世界有数の刃物産地である岐阜県関市。
木のハンドルが温かみがあって、日本の包丁!という雰囲気を楽しみながら調理をしています。
鋼材にはカーボン含有量が高いうえ、モリブデン・バナジウムを含む「8A材」を使用
鋭い切れ味で安定した高硬度を実現した
また、仕上げに「スキ」と「刃付け」を採用し、今までにない鋭い切れ味と共にスピーディーな研ぎ直しを可能にしたこだわり仕様の「本格刃付け」
ステンレステーパー形状の口金を採用し調理にこだわる方への要望に応えた。
また丸い口金で、より手に優しい仕様になっている
ハンドル内部には、ステンレスがハンドルと同じ形状で通っている仕様。重心がハンドルにありしっかりと握ることができるため、刃の重さが気にならず、思い通りの包丁さばきが実現する
柄の素材には高級感があり、強度に優れた積層強化木を使用
天然木に特殊加工を施し、木の良さを活かしつつ、水に強く仕上げた
鎌倉時代に九州から関(美濃)に移り住んだ刀鍛冶が、良質の土、水、炭に恵まれたこの地で、刀剣作りをはじめたのが関鍛冶の起源
多くの名刀が生まれたが、名匠「関の孫六」は独特の作刀を工夫し、美しく芸術性の高い、切れ味の抜群な最上の業物を世に送り出した
江戸から明治と時代は変遷し、関の刀匠たちの多くが家庭用刃物の製造へと転業した
関の刀剣が「折れず曲がらず、よく切れる」と称賛された信念は、現代の刃物作りにもしっかりと受け継がれている
「関孫六」の銘は27代目兼元、刀匠 金子孫六氏によるもので、匠の技を生かしながら、その切れ味を現代に伝えている