みんなの大好きな気難し屋の編集者が、上手な文章の書き方をアドバイス。細かいことにこだわる、うるさ型の、自説を曲げない、おもしろい、陽気な、博識な…。これらは、文章の達人ビル・ウォルシュの前著『Lapsing Into a Comma』を評するのに書評家たちが用いた形容詞のごく一部である。ウォルシュは『Lapsing』の続編となる本書で、すべての書き手や編集者がマスターしなければならない十数項目の最重要課題について論じている。また、優れた文章を書くための瑣末ながら貴重なアドバイスを数多く与えるとともに、前著と同様、お得意の辛辣なウィットや、言語と言語にまつわる不満についての興味深い脱線で読者を大いに楽しませてくれる。『The Elephants of Style』が提供するのは――
- 上手な文章を書くうえで最も重要な、しかしこんがらがって訳がわからなくなることも多い要素「スタイルの象たち」を手なずけるためのヒント
- 『Lapsing』で好評だった「気難し屋のスタイルブック」の続編。Snarky Specificity、Metaphors、Near and Far、Actually is the New Likeなどの項目を設け、さまざまな言葉の用法と誤用を説明
- 書き手と編集者の共同作業で最高の成果を挙げるための達人のアドバイス