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ゲージ場の量子論〈2〉 (新物理学シリーズ)

価格: ¥4,935
カテゴリ: 単行本
ブランド: 培風館
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:九後汰一郎/著 出版社名:培風館 シリーズ名:新物理学シリーズ 24 発行年月:1989年07月 関連キーワード:ゲ-ジバ ノ リヨウシロン 2 シン ブツリガク シリ-ズ 24 げ-じば の りようしろん 2 しん ぶつりがく しり-ず 24、 バイフウカン バイフウカン 6955 ばいふうかん ばいふうかん 6955、 バイフウカン バイフウカン 6955 ばいふうかん ばいふうかん 6955
標準的な内容だが、良い ★★★★★
九後先生の名著の下巻。
上巻のBRS不変性の解説のような、オリジナリティにはやや欠けるが、場の理論を学ぶ上で必要なことが押さえられている。

「自発的対称性の破れ」は、ワインバーグ・サラムの標準模型を理解するためのカギとなる理論である。ゲージ場の対称性が破れる場合、ゲージ粒子が質量を持つわけだが、これは未だ摂動論のレベルで証明されているに過ぎない。その点も丁寧に説明してくれている。

くりこみ、くりこみ群、アノマリーの解説も標準的であり、わかりやすい。ただ、このあたりの分野は研究も進んでいるので、さらなる勉強が必要だろう。

この教科書を上下巻読破すれば、場の量子論に関して、そうとう力がつくと思う。ここに載っていない話で重要なものは、「モノポール」や「インスタントン」ぐらいであろうか。