「いかに熱く情熱を持って生きるのか?」「それはどういうことなのか?」
★★★★★
09年のお薦めの漫画をあげてみると、『3月のライオン』『BabyStep』『しゃにむにGO』と来るんだが、、、、結局は、この動機が薄い現代社会で「いかに熱く情熱を持って生きるのか?」「それはどういうことなのか?」ということを描いている漫画で、且つたくさんの人に支持されている漫画を、僕は高く評価していることがはっきりわかるなー。これは部活モノとしてカテゴリーされるとは思うのだが、やっぱりこれも、自分の姉に比べて自身がない女の子が、自分自身を打ち込めるものを見出して、その狭い世界で、頂点に達そうとする物語。情熱によって、周りが見えなくなって、夢中・・・・夢の中にいるような、視野狭窄出回りが見えなくなっているテンションで生きる生きたかを描いたもの。ああ、これは、同じものを「正」の側面(『BabyStep』『ちはやぶる』)で見るか、「負」の側面(『3月のライオン』『しゃにむにGO』)で表現するかの違いなのかもしれない。この『ちはやぶる』も、とても楽しそうに描く青春部活モノだけれども、実際の登場人物たちの切迫感や切実感は、やっぱり、同じものだ。同じものを描く描き方のパターンに過ぎないんだと思う。
ついに「かるた部」発足!!!
★★★★★
千早のクラスメイト「机くん」が入部
ついに5人が揃い、かるた部発足!!!
かるた部も発足し、全国高等学校かるた選手権大会東京都予選開幕
結果は如何に!!!
「机くん」っていうアダ名
これって、天然の千早だからゆるされるけど、結構ヒドイ・・・
「肉まんくん」「ヒョロくん」等のアダ名の人もいるし・・・
今回、新から太一経由で千早に「お誕生日おめでとう」メールが届きます
太一経由というところがイジラシイ
早く、新・太一・千早が再会できますように!と思ってしまった
それにしても、「競技かるた」ってスゴイ!!!
こんなにも知的で、スポーティーだったのか
戦略性・戦術性に富み、非常に高度な競技だ
まぶしすぎる
★★★☆☆
自分にはちょっと合わなかったです。
今まで見たことのない競技カルタのマンガで
小学生編は「展開が熱いな〜」と思いながら一気読みだったんですが
高校生編に入ると主人公がやや突っ走りすぎに思えて、付いていけません
でした(気持ち的な部分で)
千早の超美少女設定は本当に必要なのか??とずっと疑問で、まつげくんも
他の男性キャラと別世界の住人のようなジャニーズ顔で、全然その二人に
感情移入が出来ませんでした。
カルタが上手く、見た目はモデルと間違えられる、底抜けに明るい性格
の千早がまぶしすぎて、なんだかとても遠い世界のことに思えてしまい、
上手く物語をつかむことが出来ず、傍観になってしまいました。
多分、僕の心が狭いせいですね。
でも、同じ馴染みのないフィールドのマンガでも、「ヒ〇ルの碁」はこのマンガ
よりずっと物語りに食い入ることが出来て、主人公を気分の奥で応援しながら
読めたように思いました。僕にはあちらのほうが合っていたのだと思います。
なので、点数は3にさせて頂きました。けれど百人一首に興味が沸くし、
読んできっと損はないと思います。長文で失礼しました。
千早に引っ張られて、かるた部が燃えてゆく様子が心地良いですね。
★★★★★
かるた部の部員スカウトが一つの見所です。
映画「七人の侍」や「「シコふんじゃった」、マンガの「ドカベン」をも髣髴させてくれます。
どういう方法で部員を揃えるのか?
隠れた逸材がいるだろうか?
入部に際して、どんな抵抗があるだろう?
千早に引っ張られて、かるた部が燃えてゆく様子が心地良いですね。
ここまで読んだら誰もが「ちはやふる」を勧めたくなる?
★★★★★
冷めた言い方をすれば、この『ちはやふる』は『ヒカルの碁』の百人一首版。
『ヒカルの碁』も囲碁の普及に一役買ったわけですが、こちらの『ちはやふる』もかるたの普及につながるくらいすばらしい作品です。
ただ、『ヒカルの碁』の場合は少年ジャンプに連載されていたため誰かに勧められなくても小学生の間で話題になりやすかったですが、『ちはやふる』はそうではないので親が子に勧められるといいと思います。
恋愛的な要素も含まれていますが、こういう青春っぽい不器用な恋愛なら子供の目に触れさせてもいいと思います。
なにより最近は、四字熟語かるたのように教育的なかるたも売られているように(もちろんアマゾンでも)、かるたは記憶力や集中力を鍛えるには最適な遊びです。
主人公・千早の仲間(?)である太一の学業が学年ナンバー1で机くんがナンバー2ですし。
頭がいい子がかるたに向いているのか、かるたをすると頭が良くなるのかはさておき、これを機会にかるた遊びをするのもいいと思います。
対応が早く非常に満足しています
★★★★★
対応が早く非常に満足しています