ディス・タイム
価格: ¥2,548
チカーノ・バンドの雄、ロス・ロボスが前作『コロッサル・ヘッド』(名盤!)に引き続きミッチェル・フルーム&チャド・ブレイクの名コンビと組み、おやじバンドの深みと渋みを存分に聴かせてくれる1999年発表作品。
メンバーそれぞれがラテン・プレイボーイズ、ハウンドッグといった別プロジェクトで見せている実験精神と、もともと彼らの持っているルーツロック・テイストが見事に融合した傑作。M・フルーム&T・ブレイクによる音作りも秀逸で、特に全編に流れるホーン・セクションの深く熱~い響きには脳みそがシビれる。「ラ・バンバ」だけがロス・ロボスの音ではない! 日本でも、もっともっと高い評価を得ていいはず。(川島うどん)