人々の心を揺るがす、衝撃的な製品を作りたい。私たちが掲げるスローガンにはそんな思いが込められています。 「想像を超える感動」というスローガンを打ち出した後、私たちは様々なアプローチから自転車のもつ可能性を模索してきました。そして今、「感動=MOVE」から「衝撃=SHOCK」へ。現状を良しとせず、DOPPELGANGERは新しいコンセプト/コンテンツを作り続けます。自転車は乗り手があってはじめて意味を成し、スタンドがなければ直立すらままならない。 そして、走る速さや目的を決定するのは自転車に乗る人であり、自転車ではありません。自分の価値観でモノを選ぶことができ、人に運ばれることをよしとせず、周囲に流されずに自分の速度、自分の目的のために走ることができるすべてのライダーに。
ただ走ること、ただ移動することを目的として構成された既存の自転車はどれもどこか画一的。そのアンチテーゼとして生まれた DOPPELGANGER Libero シリーズの自転車は、ロードバイクやクロスバイクが属する700cという規格サイズにありながら、それぞれが既存のカテゴリにとらわれない全く新しい個別のコンセプトのもと開発されました。目指したのはヒエラルキーの外にある「新しい世界」。自分は自分。自らの選択で好きな服を身にまとうように、自分の意思で自転車を選ぶ。既成概念にとらわれない自分だけのニュースタイルバイクで自分だけのバイシクルライフを。それが DOPPELGANGER Libero シリーズです。
下書きをしない天才と言われた作曲家モーツァルトのミドルネーム。それが「神に愛される」という意味を持つアマデウス(amadeus)です。神の見えざる手によって定められた予定調和を無視したかのような、それでいて端正で美しい自由なそのスタイル。下書きなしで自由に今を生きる人のイメージをそこに重ね、DOPPELGANGER 401は完成しました。まだ何も描かれていないキャンバスのような白いフレームに、すでに大衆芸術の一つとして認識された感のあるストリートアートをイメージさせるグリーンとピンク。古くは80s ネオンカラー、そして現代のクレイジーカラーのように、ビビッドな配色は若者のココロを離しません。風の向くまま気の向くまま、飾らない自分を表現したいすべてのyoung at heartな人たちに。
市街地で繰り返されるストップ&ゴー。軽量なアルミフレームと21速の多段変速の組み合わせにより、小気味よいスポーツ走行を気軽に体験出来ます。スポーツ自転車特有の空気圧管理と荷重コントロール。シティサイクルで一般的な英式バルブを採用していますのでスポーツバイク専用の空気入れを必要としません。また細身のタイヤに不慣れなユーザーに適した太さ、予期せぬ雨天走行を考慮したトレッドパターン持つ700×28cサイズを採用しています。消費者不在の「スペック至上主義」を強いる既存の市場において、DOPPELGANGERは消費者のライフスタイルに主眼を置いたモノづくりを目指した結果、乗り手が望むデザインとスペックを両立したベストパフォーマンスという考え方にたどり着きました。
優れた自転車の定義は、人や目的によって変化します。私達がつくるのは、シティサイクルのように「単に移動手段としての自転車」でもなく、競技として速く走ることだけを目的にするものでもありません。人が自転車を購入するとき、その真の目的は「自転車に乗って何ができるか」にあるはずです。しかし、多くの人が「自転車」そのものを目的として製品を選ぶ現実があります。私たちは、「DOPPELGANGER=分身」のブランド名が現すとおり、それを使う人が共感・共鳴できるデザインとコンセプトこそが最重要であると考えます。「その人に合った速度で走る、その人のための自転車」。現実に対するアンチテーゼとして、そして「自転車」というファクターを一旦分解し、再構築した自転車。それがDOPPELGANGERなのです。