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インド建築案内

価格: ¥2,935
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: TOTO出版
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この著者のHPもすばらしい ★★★★★
まず最初に建築写真の基本を押さえた写真の数々に釘付けにされ、

つぎに文章に魅了されました。写真と文章両方堪能できます。

わたしは、インドの建築を見に行く目的で買いました。

インド建築を専門にしている人でなければ行かないような石窟も載っていました。

インド西部、マハーラーシュトラ州プネーの西にある仏教石窟寺院バージャへも、
この本がなければ行くことができなかったと思います。

神谷さんのカメラは、アオリ機構がついたプロ仕様で全て三脚を立てて撮られたと聞きました。
短時間の間に、建物がいちばんかっこよく見える光線と、ポジションとアングルを見抜く眼力がすばらしい。

現地で撮影するときの参考になりました。

神谷氏のHPもよく作り込まれていて、この書籍といい、全てに渡り完璧でなければ気が済まないお方ではないかと推察しました。

死ぬまでに見たいインド建築としてガンガイコンダチョーラプラムのブリファディーシュワラ寺院と、
シャトルンジャヤのジャイナ教寺院です。
外国人にも有名な本 ★★★★☆
英語にも翻訳され、インドに建築を見に来る世界中の人々に重宝されている本です。日本語のガイドブックが逆輸入された例は、旅行人のチベット編とこの本ぐらいではないでしょうか?偏執狂的なヨーロピアンを満足させたというだけで買う価値はあります。
建築門外漢さんでも楽しめる ★★★★★
シャトルンジャヤ山に
登ってみたり、
ラーナクプルへ
行ってみたり、
ジャイナ教寺院巡り。

この本のおかげで
旅の幅が
広がった気がします。

何気なく立ち寄った
バローダラの町並みに

個性的な建物が多いなーと
不思議に思いながら、

帰国後、本を開いたら
きちんと
取り上げられていたり。

旅に行く前も、行かなくても、
行ったあとも役に立ちました。

いつか最北部にある
屋根付きヒンドゥー教寺院を
見に行きたいなぁ…

眺めているだけで
とても楽しい本です。
インド建築の素晴らしさを再認識 ★★★★★
「地球の歩き方 インド」で関連書として紹介されていたので購入したところ、素晴らしいの一語に尽きる写真集です。ページをめくるにつれ、インドの古い歴史もさることながら多民族、多宗教で成り立っているのを再認識しました。
タレント達によるインド旅行記、バックパッカーの俗にいうインド本は数多くあります。そんなもの足元にも及ばないほど内容が凝縮されています。建築物の解説のほかには位置とルートを知る手掛かり程度で、年月が経過していますからガイドブック的には「Lonely Planet」で補うと良いでしょう。

「歩き方 インド」は長い歴史があります。けれど近年の傾向として、交通インフラがあまり整備されていなくて訪れにくい場所は、紹介記事とスペースが年々小さくなっていき、最後にはまったく割愛されてしまいます。たとえばストゥーパ遺跡でよく知られるサーンチーは大きく採りあげられています。一方、交通アクセスが悪いナーランダー遺跡は小見出し程度です。しかし実際に訪れてみると、ナーランダー遺跡の規模の大きさに固唾(かたず)をのみます。
本書は客観的に、建築物として価値の高いものは大きく、さほど見るべく価値のないものは小さくまとめてあり好感が持てます。惜しむらくはハードカバーで厚紙の装丁ならもっと良いですけど、そうなると価格がはね上がってしまうので、ペーパーバックでこのお値段なら納得です。
インドに興味がある人は、建築物とインド史からより深く知識が得られる好著です。


最良のインド写真集 ★★★★★
”建築案内”と銘乗っているが、私が知る最良のインド写真集。

著者がインド全土の建築を20年以上撮り続けた美しい写真が500ページ以上にぎっしりと詰まっている。簡単な旅行ガイドも付いているが、これは実際には使えない程度。あくまでも空想で旅行するための手助けであろう。

取り上げられている建築は、タージ・マハールのような有名物件や、コルビュジエ、ルイス・カーンの現代建築から、廃虚になった古いヒンドゥーの寺や、カッチ湿地の寒村まで幅広く、その奥深さに驚かされる。ジャイナ教の山岳寺院や階段井戸のような、びっくりするような巨大建築をこの本で始めて知った。アッサム地方やカシミール地方など、旅行者がなかなか行けない場所の写真が多いのも嬉しい。

たいてい日本で出ているインド本は、個人的なインド旅行記の類いであったり、または最近の流行りのインド投資に絡んだ本であったりするのだが、建築という視点から、インド文化の多様性を網羅的に紹介した本書は唯一無二の価値がある。

ページをめくる度に新たな発見があり、インドの辺境に思いを馳せる。本書は終生の愛読書となろう。