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リボーン

価格: ¥2,650
カテゴリ: CD
ブランド: ユニバーサル ミュージック クラシック
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   ジェームス・ジナス&クラレンス・ペンを伴ったレギュラー・トリオによる録音だけど、スタンダードを中心に演奏している点が一番の特徴。ほかのピアニストならこういう企画はごく当たり前なのだが、小曽根はオリジナルで勝負してきたアーティストなので、トリオによるスタンダード集というのはけっこう珍しかったりする。ちなみに自作曲は最初と最後に演奏しているタイトル曲だけ。
   となると、おなじみの曲をどのように料理しているかが最大の関心事だが、そこは才人小曽根だけあってアレンジも演奏も飛び切り斬新だ。オスカー・ピーターソンに通じるピアニスティックなスケールと往年のビル・エヴァンス・トリオをほうふつとさせる三位一体のインタープレイ、その両方の要素を兼ね備えているのが小曽根の強みであり、その結果、ここに聴かれるのはオーソドックスだけどありきたりではない演奏。<7>は2002年の『ドラえもん展』のために録音、会場でシングル発売された演奏だが、原曲とはまったく雰囲気の異なるジャジーな演奏になっている。(市川正二)