Eternal Sunshine of the Spotless Mind
価格: ¥1,164
ジョン・ブライオンは、映画『エターナルサンシャイン・オブ・ザ・スポットレスマインド』のサウンドトラック制作にあたり、映画と同じように、ほんの少しずつ、色々な音楽を練り合わせた。「マグノリア」や『パンチ・ドランク・ラブ』でもやった手法で、彼は変わった楽器やメロディを連続させたり、ひとつかふたつ、映画にぴったりなポップソングを使用する。何よりもすばらしいのは、どの曲も映画を引き立てて、そのうえ、サウンドトラックだけでも十分楽しめる内容になっている。このサウンドトラックはあらゆる雰囲気に呼応する。「ロウ」はシンプルで響くようなピアノソロ。映画のオープニングテーマは、古いミュージック・ボックスをひっくり返したような懐かしい雰囲気。一方「ドライブ・イン」は、いたずらっぽくて、わくわくするようなムード。もちろん、ヴォーカルもすばらしい。ベックの「皆、いつかは学ぶものさ」やブライオンの「君を包む調べ」は彼らのベストソングのひとつだ。ELO,ポリフォニック・スプリー、ウィローズから、映画にぴったりの曲がピックアップされ、このすばらしいディスクに彩りを添えている。珠玉の一枚(ジェイソン・ウ゛ァ-リンド, Amazon.com)