映画で大切なのはOKを出す、その人の基準である。ヒットするかどうか、評価されるかどうか、すべてOKの基準で決まる。OKを出すには、その人の全人生がかかわり、創作は記憶である、はたまた考えることである、といったその人の拘りが係わる。人は幸福になろうと一生懸命なのに何故か不幸に向かう不思議な生き物、という黒沢明監督の言葉。映画を見るときは、OKがなぜ出されたかを注目せよ!