尾道の中学校に転校してきた一美(小林聡美)は、幼なじみの一夫(尾美としのり)と再会。しかしその直後、ふたりは神社の階段から転げ落ち、そのはずみで心と身体が入れ替わってしまう…。
山中恒の『おれがあいつであいつがおれで』を原作に「映像の魔術師」大林宣彦監督が故郷・尾道でオールロケを敢行して完成させたジュヴナイル・ファンタジー。ふたりが入れ替わるまでをモノクロで、入れ替わってからはカラーで描き分け、また8ミリ映像も効果的に挿入しながら、古き良き町・尾道を魅力的に活写。主演ふたりの初々しく弾けた好演も忘れられない、日本映画史上に残る大傑作であると断言したい。以後も大林監督は、尾道を舞台に数多くの話題作を撮り続け、それらは「尾道シリーズ」と称され今なお映画ファンに親しまれ続けている。(的田也寸志)
自分の思春期と重ねあわせたい
★★★★☆
大林宣彦監督の作品については、それほど詳しいわけではない。
しかし、この作品をみて素晴らしい監督であることを、認識しました。原作「おれがあいつで、あいつがおれで」をベースに、尾道を舞台にした思春期の物語です。
これを機会に一気に三部作を見てしまいましたが、どの作品でも尾道の美しい風景が余すとこなくスクリーンに記録されています。行ったことがない私ですが、是非一度訪れたいですね。
中学生の主人公の男の子と同じく転校生の女の子の身体が入れ替わってしまうお話しです。
ドラマなどでもいくつかのパターンがありますが、この作品は非常にユニークな内容だったと思います。
尾美としのり氏や小林聡美氏も当時はまだまだ無名だったはずなのに、強烈な個性を持っていたのだなぁと妙に感心しましたよ。
この作品は児童文学をベースにして作られたわけですが、思春期における自分自身の個性を決定付ける期間に、強烈な経験をした二人は、強い気持ちで引き合うのだろうなと思います。
二人だけの秘密なわけですからね。
少年少女から大人へと成長するという、誰もが経験する気持ちも盛り込まれていて、非常に感動的な作品となっています。
懐かしい
★★★★☆
懐かしい〜、しかも演技は素晴らしいものがあります。映像は今となっては大変古いものですが、尾道の良さといいますか田舎の良さといいますか、なかなか情緒あふれて良いものがあります。できれば多くの方に見て頂きたい作品の一つになります。
ラストに流れるクラッシックの曲名教えてください!
★★★★★
何度となく、繰り返し見るたびにタイムスリップして、のめり込み、涙する作品です。
最後に流れるクラッシックの曲が大好きです。
誰か曲名を教えてくれませんか?
俺があいつで、あいつはあいつで・・・
★★★★☆
パスコ。尾道、大林映画。転校生とブクログで調べたら、Hな商品ばかりが出てきて閉口した。
青春のキュンそのもの
★★★★★
主人公 一夫 一美 ちょうど同じ中学時代映画館で観ました。 母になり、娘も中学生に
なった今 見せようと思っています。 青春の甘酸っぱい気持ち 二度と戻らない大切な時間相手を思いやる気持ち いろんな事この映画で学び青春を過ごしました。いつか行ってみたい尾の道 娘と映画を見せた後 行きたいと思っています。
懐かしくて。
★★★★★
タイトル見て、つい、買ってしまいました。