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日本語の磨きかた (PHP新書)

価格: ¥1
カテゴリ: 新書
ブランド: PHP研究所
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言葉の多様性 ★★★★☆
ここ数年、自分の日本語に自信がなくなっている。テレビで使われている日本語や友人の話し言葉が正しいのか間違っているのか混乱していた。
リンボウ先生は言葉の進化を否定せず、教鞭をとっていた女子高の生徒の男言葉や若者の造語も暖かい目で見ている。しかし下品な表現や身の丈にあっていない言葉遣いには手厳しい。
この本の中で大きくうなずいてしまったのは、本当に頭のいい人は難しい事をやさしい言葉でも説明できるというというもので、小難しい表現で自分を誇示する人はたいした事のないという考えである。本当に私もそう思う。
又、英語教育よりまず日本語教育、古典や現代文の勉強にたいする提言など、至極最も非常に共感するところがあり、日常の中で堅苦しく考えずに、日本語の能力を高めていけたらと思っている、そして自分の個性や環境にあわせ、美しい日本語能力を養っていけたらと感じる。
巻末の旧宮家の方との対談で、宮家や皇室の方がつかっている言葉について触れていたのも非常におもしろかった。やはり環境や家、時代によって言葉は変わってくるのだと実感した。
林望先生の言葉に関するエッセイ ★★★☆☆
ことばに関する林望先生のエッセイ.
「小学校から古文を教えよ」
「ウタダ嬢の日本語の「きたなさ,品のなさ」にうんざり」
「「させていただく」の下品さ」
など過激な主張があって興味深い.
内容は,林望先生がどうやって今の言語感覚を身につけたかを中心に書かれていて,
読者には「日本語の磨きかた」がわからない.

先生がお手本としている文章は,映画監督で,
エッセイストの○○氏だと知り,意外だった.
今度○○氏のエッセイを読んでみよう.

反省しました ★★★☆☆
美しい日本語とは一体どういうものだろう?
最近の若い人の言葉遣いは汚い、などと言われる度に出来るだけきちんとした言葉遣いをしようと思いながらも気が付くと乱れている。
本当に美しい言葉で物事を伝える人は、人間性、物腰までもエレガントに映る気がします。
言葉は生き物、時代によって大きく変わるもの。

そう思いつつもこの本を読んでみると、ずいぶんと反省させられてしまいます。
日本語が現代までどのように変わってきたかという内容も興味深かったです。ふだん正しいと思ってる言葉もどうやらおかしいものがたくさんある。
気軽に読めるけれどガツンときます。
自分の普段使っている言葉を時々意識してみるのもよいかもしれません。

ただ少し物足りなさを感じたので評価は少なくしました。